優れた数字力を持つ経営者は成功する
会社経営の成功に欠かせない経営能力は多岐にわたる。
経営者としての経験と体験、思考力と判断力、実行力や行動力、創造力や客観力、計画力と検証力、胆力と寛容力、分析力と数字力など等、挙げたらキリがない。
先天的な才能に左右される能力もあれば、後天的に身につけることができる能力もあるが、とりわけ、数字力は、会社の業績を左右する大きな要素を持っている。
なぜなら、すべての事業活動の結果は、会社の数字に表れるからだ。
良い経営なのか、悪い経営なのかは、数字を見れば一目瞭然である。
言い換えれば、数字を見ずして、経営の良し悪しなど、判断できるものではないのだ。
また、経営者の経営姿勢を正すうえで、経営成績が如実に表れている会社の数字、つまり、客観性と論理性の高い数字の根拠ほど、役立つものはない。
数字を無視した経営は、必ず、どこかで失敗するし、前例のない難題や経営課題を乗り越える力に劣る。
数字力なくして、会社経営の成功はあり得ないといっても過言ではないのだ。
数字力は誰でも高めることができる
数字力は誰でも高めることができる能力である。
先天的な才能など、殆ど関係ない。
経営の専門家のレクチャーを3ヵ月ほど受ければ、一定の数字力が身につく。
但し、先生選びは重要だ。
なぜなら、通りいっぺんの公式や分析手法、或いは会計技術が分かったとしても、実際の会社経営(例えば利益拡大)に役立つ数字力を身につけなければ、殆ど意味をなさないからだ。
中小企業の経営環境は十人十色で、共通の成功ノウハウなど殆ど存在しない。
会社の数字を活用するノウハウも会社の数ほど存在し、通りいっぺんの公式や分析手法で経営改善できるほど、会社経営は単純なものではない。
従って、会計学校やビジネススクールはNGだ。税理士の先生もおすすめしない。
実務に役立つ数字力を短期間で習得したいのであれば、わたしのところに来るか、ご縁のある中小企業専門の経営コンサルタント(或いは中小企業診断士)にアドバイスを求めるのが効果的だ。
なぜかというと、自分の会社を良くする過程(経営改善)で理解を深めた数字力ほど、真に迫ったものはないからだ。
業績を伸ばしている経営者は優れた数字力を持っている。
数字が苦手な経営者であっても数字の重要性を理解している方は、数字に強い参謀役を抱えて業績を伸ばしている。
次世代に残す会社を作りたいと思っている経営者は、どんぶり勘定に逃げることなく、会社の数字と真剣に向き合う覚悟が必要だ。
おススメ記事


人気記事ランキング
経営カテゴリ:会社経営,税務節税,会計財務,法務法律,人事組織,銀行融資,資金繰り,売上拡大,利益拡大,生産性改善,経営管理,経営戦略,投資戦略,管理会計,財務分析,経営診断,倒産衰退