中小企業は社長の数字力が重要

経営者の数字力が業績を上げる

経営者の数字力が業績を上げる

 

中小企業の経営成績、つまり会社の業績は、経営者の能力に比例するといっても過言ではない。

 

なぜなら、中小企業の多くはトップダウン構造にあり、経営者の意志ひとつで事業活動が決定するからだ。

 

経営者の意志決定を覆す仕組みは殆どの中小企業にないことからも、経営者の能力が会社の業績を左右する最も大きい要素といえる。

 

中小企業経営者の能力を測定する尺度は様々だが、最も端的に業績と直結している経営能力は何かと問われれば、それは「数字に強いか弱いか」である。

 

つまり、中小企業の業績は、経営者の数字力が生命線を握っているのだ。

 

このセオリーに則れば、中小企業は、経営者の数字力が優れていれば業績が伸び、経営者の数字力が劣ると業績が低迷する、ということになる。

 

言い換えれば、「もしも経営者さえ数字に強くなることができれば業績が伸びる」ということである。

 

元々数字のセンスがある人はほんの一握りだが、他の人はもう駄目なのかというとそんなことはない。

 

諦める必要はなく、これから数字に強くなればいいのだ。

 

次のチェックシートで一つでも該当する項目があれば、あなたは数字に弱い可能性がある。

 

また、その部分が会社の経営課題に直結している可能性がある。

 

チェックポイント

 

☑ 損益計算書が読めない

 

☑ 貸借対照表が読めない

 

☑ 月次決算書を毎月見ていない

 

☑ 具体的な数値目標が導入されていない

 

☑ 会社の数字よりも勘や経験を優先している

 

☑ 会社の数字と経営課題を関連付けて考えていない

 

☑ 会社の数字管理を経理担当者や税理士に任せている

 

☑ 人件費や経費の適正水準や適正なバランスが分らない。

 

☑ 会社全体が赤字経営なのはわかるが深刻度合が分らない。

 

☑ 現金収支(キャッシュフロー)がプラスかマイナスか分らない

 

☑ この先、会社の利益がどのように推移していくのかが予測できない。

 

☑ 大口の販売先に依存しているが会社の業績に与えるリスク度合が分らない。

 

☑ 売上の増減くらいは把握できても、会社のどこの事業が黒字経営で、どこの事業が赤字経営なのか分らない。

 

 

経営者の数字力が正しい経営サイクルを作り出す

 

会社の数字には事業活動の結果が全て表れている。

 

従って、経営者の数字力が劣っていると業績把握ができないという事になる。業績把握ができなければ、正しい現状分析は不可能である。

 

更に現状を正しく認識することができないので、会社の未来像と現状の間にある正しいギャップがつかめず、経営課題も見誤ってしまう。

 

間違った経営課題にどんなに一生懸命取り組んでも、思ったような結果にならないであろうことは一目瞭然だろう。

 

何より、経営課題の見誤りや見落としは、中小企業の最たる倒産原因である。

 

例えば、医者に健康診断の結果をきちんと読み解く能力がなければ、病気の予兆がそこに現れていたとしても見落としてしまう。

 

誤診の結果、まったく見当違いの治療をしたがために本来治せる病気が重症化してしまうこともあるだろう。

 

 

会社経営も同じでる。

 

例えば、経営者の数字力が優れていれば、会社の健康状態を自己診断できるので、会社の大病(経営悪化や倒産危機等)を未然に防ぐことができる。

 

また、ヒトが病気をした場合は、数値基準を設けて日常生活復帰のためのリハビリを行い、復帰後もさらに高い健康レベルを目指すために数値目標を掲げて、より具体的なトレーニングを行い、心身ともに健康で魅力的な人を目指す。

 

会社もそうありたいはずだ。

 

経営者の数字力が優れていれば、現状認識と目標設定を誤るリスクがグッと下がる。

 

そして、正しい現状認識は正しい未来を予測する。

 

また、理想の未来像に対してどう取り組むかも正しい現状認識ありきである。それらの繰り返しが会社の成長発展を後押しする「良いスパイラル」を生み出す。

 

良いスパイラルに入る為にも、まず経営者の数字力を高めることが先決だということがお分かり頂けただろうか。

 

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