中小企業経営者のお悩み解消ノウハウ

中小企業経営者の悩みTOP3と解決策

中小企業経営者の悩みTOP3と解決策

 

中小企業の経営者は、悩みがあって当然です。

 

なぜなら、トップダウン構造にある多くの中小企業の場合、あらゆる局面で生じる重要な経営判断の多くが経営者に集中してしまうからです。

 

よく、中小企業の業績は経営者の能力に比例すると云われますが、その所以はここにあるのです。

 

中小企業の経営者として、あらゆる局面で正しい経営判断を下すには、総合的な経営判断能力がなければ務まりませんが、経営全般にわたって的確な経営判断を下せる経営判断能力を持っている経営者は決して多くありません。

 

実際にわたしの経験から見ても、経営全般、つまり広範囲にわたって専門性の高いゼネラリストタイプの経営者よりも、商品技術、或いは販売営業など、特定の専門分野が得意なスペシャリストタイプの経営者の方が圧倒的に多い印象があります。

 

中小企業向けに無料経営相談を開設している中小機構(独立行政法人)に寄せられる相談内容をみても、最も多い相談が「経営全般」となっています。

 

このように、多くの経営者が経営全般に悩みを抱えている現状が実態にも表れています。

 

下のグラフは、中小機構に寄せられる年間12,000件の相談内容を分類したものです。

 

 

グラフをご覧の通り、多くの中小企業経営者が、経営全般に対してたくさんの悩みを抱えているのが分かります。

 

 

中小企業経営者のお悩みトップ3

 

中小企業の経営者の悩みの多くが経営全般ということが分りましたが、その中でも、最も多くの経営者が悩んでいるポイントはなんでしょうか?

 

中小企業のお悩みトップ3は、売上拡大、コストカット、資金調達です。

 

・売上はどう伸ばせばよいのか?

 

・過分なコストをどう下げればよいのか?

 

・運転資金はどう調達したらよいのか?

 

何れも、どんな会社でも経営課題となるお悩みポイントです。

 

ひとつずつ、お悩みのポイントと解決策のヒントを解説して参ります。

 

 

売上はどう伸ばせばよいのか?

 

売上の伸び悩みは多くの経営者が抱える大きな課題です。

 

事実、売上をどう伸ばせばよいか悩んでいる経営者の方は少なくなりません。

 

中小企業の売上を拡大するうえで、大企業の幹部経験者、会計士、税理士などによる指導やアドバイスは殆ど役に立ちません。

 

銀行や業界団体が主催する商談会や展示会も大きな成果を生み出すことは稀です。

 

では、どうすればよいのか?

 

答えは「売上を伸ばすという考えを捨てる」です。

 

多くの経営者は売上を拡大しないと会社の存続が危うくなると思い込んでいます。

 

しかしながら、会社の存続を保障するのは「売上」ではなく、会社の「利益」です。

 

たとえ売上が1億円増えたとしても、利益が1円も増えなければ、意味がありません。

 

売上を伸ばすという考えを捨てて、利益を拡大するという考えに切り替えると、行動の選択肢が無限に広がります。

 

利益拡大の方策は沢山あります。

 

人員効率化、コストカット、粗利改善、不採算事業からの撤退、不採算商品やサービスの終売、そして、売上拡大もひとつです。

 

利益が2倍、3倍と増えていくと、会社に大きなゆとりが生まれていきます。

 

一方、売上が2倍、3倍と増えても、利益が一向に増えなければ、会社にゆとりは生まれません。

 

利益拡大に役立つ具体的な方法論は次に紹介している記事で解説しています。是非、ご覧ください。

 

利益拡大に役立つ記事はこちら

 

 

過分なコストをどう下げればよいのか?

 

利益を増やすためにコストを減らすことは大切なことです。

 

しかしながら、実際にコスト削減に取り組もうとしても、どこから手を付けてよいのか分からない経営者の方も多いようです。

 

短期間の経営者セミナーや研修に参加しても、即効性のあるコストカット手法を身につけるのは容易ではありません。

 

では、どうすればよいのか?

 

コストを集計する。

 

コストを減らすには、現状のコストを知る必要があります。そのうえで、コストを因数分解して、削減の余地があるか否かを分析する必要があります。

 

例えば、

 

会社の事業活動にどんなコストがかかっているのか?

 

それぞれのコストは事業活動に貢献しているのか?

 

それぞれのコストは増えているのか、減ってるのか?

 

増えているコストは、なぜ増えているのか?

 

などなど、コスト要因を分析しなければ、適正なコストカットはできません。

 

コスト集計と分析を行わずに、闇雲にコストカットを行うと、会社の経営に支障がでて、かえって業績が傾くことがあります。

 

誤ったコストカットで業績が傾くと修復が困難となります。

 

コスト削減に役立つ具体的な方法論は次に紹介している記事で解説しています。是非、ご覧ください。

 

コスト改善に役立つ記事はこちら

 

 

運転資金はどう調達したらよいのか?

 

事業活動には様々な資金を要します。

 

日頃の事業活動に必要な運転資金だけでなく、会社の成長に欠かせない投資資金、生産やサービス拡大のための設備投資資金、既存設備の老朽化対策や保守修繕資金等々、資金用途は多種多様です。

 

会社の収益が潤沢であれば自社調達で資金を賄えますが、多くの中小企業は収益に余裕がなく資金調達の手段が限られています。

 

では、どうすればよいのか?

 

現金の回収を急ぐ。

 

そして、会社の利益を拡大する。

 

運転資金の調達に悩むということは、日頃から資金繰りに窮しているということです。

 

資金繰りが悪化する最大の原因は、売掛金や支払手形等、売上債権の現金化が遅いことが挙げられます。

 

黒字経営なのに資金繰りに困っている会社の多くは、売上債権の回収期間が長期化している傾向にあります。

 

例えば、売上債権の回収を2カ月から1ヵ月に短縮すると、売上債権1ヵ月分の現金が増加します。

 

このように、現金の回収を急ぐだけで、資金繰りを改善することができます。

 

現金収支を最優先するということはキャッシュフローを重視するという事でもあります。

 

キャッシュフローを重視した経営は資金繰りを改善するだけでなく投資効率や利益水準の改善も後押しします。

 

資金繰りが改善した後は、会社の利益を拡大することを考えます。

 

利益拡大のヒントは、「売上はどう伸ばせばよいのか?」で述べた通りです。

 

資金繰りが改善し、利益が拡大すると、銀行をはじめ、外部からの資金調達も容易となります。

 

資金調達に役立つ具体的な方法論は次に紹介している記事で解説しています。是非、ご覧ください。

 

資金調達に役立つ記事はこちら

 

 

中小企業に多い組織の悩みを解決するヒント

 

中小企業のお悩みトップ3は、「売上拡大」、「コストカット」、「資金調達」でしたが、この3つと同等レベルで多い悩みが「組織の問題」です。

 

過去の経験上、倒産の危機に瀕するような会社は共通して「組織に問題」を抱えていました。

 

会社の組織力は会社業績に最も直結する大きな要素です。

 

例えば、組織力を高めることが出来れば業績は伸びますし、組織力が低下すると業績は下降します。

 

組織改善に役立つ具体的な方法論は次に紹介している記事で解説しています。是非、ご覧ください。

 

組織力の向上に役立つ記事はこちら

 

 

中小企業経営者のお悩み解決の糸口はどこにあるのか?

 

中小企業のお悩みトップ3である「売上拡大」、「コストカット」、「資金調達」に加えて「組織の問題」について解説しましたが、そもそも、経営者が経営全般に対して的確な経営判断を下すには何が必要でしょうか?

 

勉強会への参加?

 

大企業の幹部経験?

 

それとも、会計の専門知識?

 

経営全般に対して的確な経営判断を下すには「己を知る」ことが何より大切です。

 

己を知らずして、大企業の幹部経験者のアドバイス、或いは、会計の専門知識を有している会計士や税理士のアドバイスを仰いでも、会社はちっとも良くなりません。

 

己を知るというのは、会社の業績を知るということです。

 

業績を知るには、会社の数字を深く理解しなければなりません。

 

会社の数字が分かると、大半の悩みは解消されます。

 

例えば、下記のような悩みは数字に強い社長であれば、全て解決できます。

経営の悩みや孤独、不安を解消したい。

会社の経営状況を診断したい。

会社の経営課題、弱点、改善部分を見つけ出したい。

数字が分かる後継者を育てたい。

決算利益を予測して節税対策を事前に考えたい。

会社の赤字を黒字に変えたい。

黒字を更に拡大させたい。

経営分析や相談ができる右腕、参謀役が欲しい。

経費のバランスや水準が適正か判定したい。

資金繰りに問題がないか判定したい。

自信を持って銀行に業績説明したい。

新規融資を説得する業績計画を作りたい。

新規事業の事業計画を作りたい。

社員に利益を意識して働いてもらいたい。

経営課題に対して事前に手を打ちたい。

投資のタイミングと安全な金額を知りたい。

銀行借入金の許容限度額が知りたい。

どの部門が儲かっているのか知りたい。

不採算事業撤退の判断基準が知りたい。

事業の成功確率を判定したい。

 

会社の数字に弱いからといって悲観することはありません。

 

コツとポイントさえ押さえれば数字に強い経営者に変貌することは難しいことではありません。これから数字に強くなれば良いのです。

 

また、経営の基本原則をしっかり身につけることも必要です。

 

当サイトでは、経営の基本原則や経営の失敗事例だけでなく、成長発展に欠かせない思考や技術、数字力を上げる方法やリスクに打ち克つ経営技術に至るまで、実践的な経営ノウハウを幅広く公開しています。

 

すべての記事を精読頂き、会社と経営者の更なる成長のヒントを掴んで頂ければ幸いです。

 

 

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