失敗しない会社経営に役立つ失敗経営学

失敗経営学のススメ/失敗は成功のもと

失敗経営学のススメ/失敗は成功のもと

 

ビジネスに関連する情報世界を見渡すと成功事例をもとにした方法論で溢れています。

 

また、成功する方法から何かを学ぶ姿勢が当たり前のこととして世間に受け容れられているためか、多くの経営者も成功から学ぶことに対して何の疑問も抱いていません。

 

ビジネスの多様化は加速度的に進んでいます。

 

中小零細企業も多様化の例外ではなく、成功の論理、或いは、安定経営の論理は企業の数ほど存在します。

 

会社ごとにヒト、モノ、カネ、情報等の経営資源に大きな差がある中小零細企業の場合、共通の成功論理など、最早、存在しないのかも知れません。

 

何れにしても、ある一つの成功事例が全ての会社に当てはまる時代は過ぎ去りました。

 

それにも関わらず、脚光を浴びるのは未だに成功事例ばかりです。

 

 

中小企業の会社経営に成功事例は役に立たない!?

 

冷静に考えてみてください。

 

成功事例ばかりを学んだ経営者に、

 

・失敗を乗り越える知恵があるでしょうか?

 

・小さな失敗をかわす知恵があるでしょうか?

 

実は、中小企業の安定経営に成功事例が役立つことは殆どありません。

 

逆に、失敗事例は非常に役立ちます。

 

なぜなら安定経営を支えるのは、失敗のない連続性だからです。

 

中小企業の安定経営に、失敗事例ほど役立つものはありません。

 

 

失敗のメカニズムとは?

 

失敗のメカニズムが分かれば、失敗事例が安定経営に役立つ理由が理解できます。

 

 

経営者であろうと、社員であろうと、人は必ず失敗を犯します。

 

失敗の芽が小さければ会社経営に与えるダメージは小さく済みますが、失敗の芽がそのまま放置されると、いつかは会社経営に大きなダメージを与える不祥事に繋がりかねません。

 

失敗には必ず「失敗の芽」があるのです。

 

つまり、事前に失敗の芽を摘むことさえできていれば、会社経営が傾くほどの不祥事が起こることはないということです。

 

失敗は確率現象でもありますので、ハインリッヒの法則で説明することも可能です。

 

ハインリッヒの法則とは、1件の重大事故の陰には29件の軽度事故があり、更にその陰には300件のヒヤリとした事故があるというものです。「1:29:300の法則」ともいわれています。

 

ヒヤリとする失敗の芽は300件のヒヤリとする事故に例えることができます。

 

つまり、300件のヒヤリとする失敗の芽を摘み続けている限りは、29件の小さな失敗も、更に会社経営に大きなダメージを与えるほどの1件の大きな失敗(不祥事)も起こり得ないといえます。

 

会社経営の失敗の芽が摘まれている限りは、経営者が経営判断を誤ることはありません。

 

そして、正しい経営判断が下されている限りは、安定経営が崩れることはありません。

 

これが、安定経営を支える失敗のない連続性の仕組みです。

 

 

失敗事例を会社経営に活かす失敗経営学!!

 

果たして、経営者の中で失敗と向き合っている方はどの程度いるでしょうか?

 

そもそも、成功事例は様々な形態で世に語り継がれていきますが、失敗事例が記録される習慣は殆どありません。

 

ましてや違う会社の失敗事例を記録で残している会社など皆無といっていいでしょう。

 

また、元来失敗というのは、見たくない、忘れたいという心理が自然と働きますので、3の法則の通り、3日、3週間、3ヵ月と経過すると共に殆ど忘れ去られる運命にあります。

 

従って、どんなに大きな不祥事であっても会社経営の失敗事例が貴重な経営資源として活用されることは稀です。

 

「失敗は成功のもと」といわれる通り、失敗事例ほど会社経営に役立つことはありません。

 

なぜなら、失敗事例は成功事例とは違い、どんな会社にも当てはまる教訓として有効に活かすことができるからです。

 

何故、失敗したのか?

 

そして、失敗を防ぐにはどうしたら良いのか?

 

経営者自身が大きな失敗を経験する必要はありません。

 

他人の失敗に学ぶ姿勢ひとつで、安定経営のヒントを見つけ出すことができるのです。

 

 

失敗事例のススメ

 

当サイトでは、下記3つの領域に分けて、会社経営の失敗事例を紹介しています。

 

⇒⇒「倒産しそうな会社の特徴」

 

⇒⇒「持続的成長が難しい会社の特徴」

 

⇒⇒「会社経営に失敗するダメな社長の特徴」

 

ただの失敗事例ではなく失敗を回避する方法論にも及んだ記事となっています。

 

失敗は成功のもと。

 

成功の秘訣は失敗しないこと。

 

成功の論理はいつも失敗の陰に潜んでいます。

 

 

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