中小企業の組織力向上の秘訣

経営者に必要なコミュニケーション能力を高める方法

経営者に必要なコミュニケーション能力を高める方法

 

人材(ヒト)は、1+1が5にも10にもなることもあれば、1+1がマイナスにもなり得る、不思議な経営資源です。

 

中小企業が人材を活かし組織力を高めるには、経営者のコミュニケーション能力が欠かせません。

 

なぜなら、経営者のコミュニケーション能力ひとつで人材の能力が引き出され組織力がみるみる高まることもあれば、人材の能力を潰してしまい、組織力がみるみる低下することもあるからです。

 

中小企業において、組織力と会社の業績は直結していますので、経営者のコミュニケーション能力ひとつで会社の成長が決まるといっても過言ではありません。

 

成長投資の原資が限られている中小企業にとって、貴重な経営資源である組織力を如何に高めるかが重要な経営課題のひとつになりますが、冒頭で述べた通り、組織力を高めるには経営者が積極的に社員とコミュニケーションを図る必要があります。

 

しかしながら、経営者が闇雲に社員とコミュニケーションを図っても、パワハラやセクハラと受け取られてしまっては元も子もありません。

 

やはり、経営者としての立場を考慮した、社員の力を引き出すための正しいコミュニケーション手段を考えなければなりません。

 

 

経営者に必要なコミュニケーション能力とは?

 

中小企業の経営者が社員とのコミュニケーションを深めるうえで抑えておきたい大切なポイントは2つあります。

 

社員と情報を交わす

 

社員と感情を交わす

 

会社の組織力が低下し、業績が悪化し倒産の危機に瀕するような中小企業は、経営者と社員の間で、情報交換と感情交換が希薄になっています。

 

情報と感情の交換が希薄になると、経験上、ほぼ100%の確率で、会社の業績が悪化します。

 

それでは一体!?経営者が社員と情報と感情を交わすためのコミュニケーション手段とはどのようなものなのでしょうか?

 

経営者が身につけたい社員とのコミュニケーション方法を紹介します。

 

 

情報を交わすコミュニケーション

 

中小企業の経営者が社員とのコミュニケーションを深める方法として、「情報を交わす」方法があります。

 

情報とは、端的にいって、経営データのことです。業績結果、業績目標、経営計画、計画検証等々、会社を経営するうえで必要な経営データは沢山あります。

 

経営者は、これらの経営データを数字や活字に変換し、社員に提示しなければなりません。

 

例えば、業績計画と業績結果の数字を経営者と社員で共有することができれば、計画修正や方針転換等々、状況に応じて柔軟に対応することができます。

 

双方が数字という共通言語で意思疎通を図っておりますので、急な計画変更や方針転換があったとしてもストレスを感じることはありません。

 

また、積極的に情報を交わすことで、組織の精神状態を良好に維持することができます。ストレスなく業務を遂行することができれば組織力は高まり、業績を後押しします。

 

 

感情を交わすコミュニケーション

 

中小企業の経営者が社員とのコミュニケーションを深める方法として、「感情を交わす」方法があります。

 

感情を交わすとは、経営者が社員を労うということです。

 

経営者の感情表現は、怒りよりも喜びをメインに出した方が良いです。なぜなら、経営者の感謝や労いほど、社員のやる気を引き出すものはないからです。

 

また、社員の短所よりも長所に着目して、長所が伸びるような評価を心掛けることも大切です。

 

大人になってから短所を直すのは非常に難しいです。50歳を過ぎると不可能に近くなります。一方、長所は年齢を重ねても、いかようにも伸ばすことができます。

 

中小企業で働く社員のモチベーションが低下する最大の要因は、経営者との感情交流の低下です。

 

つまり、経営者と社員の心の距離感が開いてしまうと、社員の心が自然と会社から離れてしまうのです。

 

当然ながら、社員の心が会社から離れてしまうと、組織力が低下していきます。組織力が低下すると、会社の業績が下降していきます。

 

なお、感情を交わす際は、社員への感謝と労い、そして、社員の長所に着目した評価を重視することが大切です。

 

経営者の心がけひとつで、社員の力はいかようにも活かせます。

 

社員を活かすも殺すも経営者次第なのです。

 

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