経営者のコミュニケーション能力を高める方法|経営者と社員の交流が組織を強くする

経営者のコミュニケーション能力を高める方法|経営者と社員の交流が組織を強くする

 

経営者のコミュニケーション能力が上がると、社員の力が最大化されて組織力が強化される。

 

組織力が強化されると業績が上がるので、経営者のコミュニケーション能力は会社の業績を左右する重要な要素を持っている。

 

この記事では、経営者のコミュニケーション能力を高める方法について、詳しく解説する。

 

 

組織力と業績はコミュニケーションで上がる

 

経営者のコミュニケーションの対象である社員は、1+1がプラス10にもなることもあれば、1+1がマイナス10にもなり得る、不思議な経営資源だ。

 

従って、経営者のコミュニケーション能力如何で、社員の力が最大化されることもあれば、社員の能力を潰し、組織力の低下を招くこともある。

 

組織力は業績に直結しているので、経営者のコミュニケーション能力ひとつで会社の盛衰が決まるといっても過言ではなく、経営資源が限られている中小企業にとって、貴重な経営資源である社員の力を如何に活用するかが成長のポイントになる。

 

組織力を高めるには経営者の積極的なコミュニケーションが不可欠だが、経営者が闇雲に社員とコミュニケーションを図っても、パワハラやセクハラと受け取られてしまっては元も子もない。

 

やはり、経営者としての立場を考慮した、社員の力を引き出すための正しいコミュニケーション手段を考えなければならない。

 

 

経営者に必要なコミュニケーション能力とは?

 

経営者がコミュニケーション能力を高めるうえで抑えるべきポイントは2つある。

 

ひとつは「社員との情報コミュニケーション」、もう一つは「社員との感情コミュニケーション」である。

 

会社の組織力の低下と共に業績が悪化する中小企業は、経営者と社員の間のコミュニケーション量が少なく、情報交換と感情交換が希薄になっている。

 

情報と感情の交換が希薄になると、経験上、ほぼ100%の確率で、会社の組織力低下と共に業績が悪化する。

 

それでは一体、経営者が社員と情報と感情を交わすためのコミュニケーション手段とはどのような方法なのだろうか?

 

経営者のコミュニケーション能力を高める有効な2つの方法について、順を追って詳しく解説する。

 

 

情報を交わすコミュニケーション

 

経営者のコミュニケーション能力を高める方法として、積極的に社員と情報を交わす手段がある。

 

情報とは、端的にいって、経営データのことで、業績結果、業績目標、経営計画、計画検証、など等、会社を経営するうえで必要な経営データなどが挙げられる。

 

経営者は、社員とのコミュニケーションを深めるために、これらの経営データを社員と共有することが大切になる。

 

例えば、会社の数字を社員と共有することができれば、目標設定や計画修正など、状況に応じた柔軟かつ効率的な会社経営が実現できる。

 

双方が数字という共通言語を持つことで、コミュニケーションがよりスムーズになるし、お互いにストレスを与えることもなくなる。

 

会社の組織力を高めるうえで、共通言語ほど役立つものはなく、情報を交わすコミュニケーションが充実するほど、組織力が高まり、業績もグッと上がる。

 

 

感情を交わすコミュニケーション

 

経営者のコミュニケーション能力を高める方法として、積極的に社員と感情を交わす手段がある。

 

感情を交わすとは、経営者が社員を労うということだが、経営者の感情表現は、怒りよりも喜びをメインに出した方が良い。

 

なぜなら、経営者の感謝や労いほど、社員のやる気を引き出すものはないからだ。

 

また、社員の短所よりも長所に着目して、長所が伸びるような評価を心掛けることも大切になる。

 

大人になってから短所を直すのは非常に難しい。50歳を過ぎると不可能に近い。一方、長所は年齢を重ねても、いかようにも伸ばすことができる。

 

社員のモチベーションが低下する最大の要因は、経営者との感情コミュニケーションの低下だ。

 

つまり、経営者と社員の感情コミュニケーションが希薄になるほど、社員の心が会社から離れてしまうのだ。

 

当然ながら、社員の心が会社から離れると組織力が低下し、組織力が低下すると会社の業績が悪化する。

 

経営者のコミュニケーションひとつで社員の力はいかようにも活かせる。社員を活かすも殺すも経営者次第なのだ。