中小企業に適した在庫管理方法

儲かる会社の在庫管理の方法

儲かる会社の在庫管理の方法

 

商品を仕入れて販売する会社の場合、如何に効率よく商品在庫を回転させるかが儲かりの秘訣になります。

 

例えば、商品100個を仕入れて、30個が売れずに廃棄処分になってしまうと、会社の利益は損なわれてしまいます。

 

また、商品を50個仕入れて、その50個があっという間に売り切れてしまい、補充が間に合わずに販売機会を逃してしまっても、会社の利益は損なわれます。

 

このように、商品在庫は、仕入れるタイミングと数量のふたつの要素が最適化されていないと会社の利益に貢献しないことがあります。

 

いい換えれば、仕入れるタイミングと数量さえ最適化されていれば、会社の利益は最大化されると云えます。

 

 

業績の悪い会社は儲かる在庫管理の方法が確立されていない!

 

倒産の危機に瀕するような中小企業は、総じて在庫管理がいい加減です。

 

在庫管理がいい加減では、商品の仕入れるタイミングと数量を最適化することは出来ません。

 

そもそも、在庫はお金です。

 

在庫の活かし方次第で会社の儲かりが決まるといっても過言ではありません。

 

中小企業の最適な在庫管理の方法を実現するための主なポイントをご紹介します。

 

 

在庫数量の把握

 

商品の仕入タイミングと数量を最適化するには、商品の在庫数量をしっかり把握する必要があります。

 

当然のことながら、商品の在庫数量が不明のまま商品を発注していては、適正な仕入タイミングと数量は掴めません。

 

商品在庫数量の棚卸を年に1回、決算月だけ行ってる中小企業は少なくありません。しかしながら、年に1回の棚卸では、最適な在庫管理を実現することは困難です。

 

⇒⇒おすすめ記事「棚卸が決算だけの会社は倒産リスクが高い」はこちら

 

在庫管理がいい加減だと発注基準が曖昧になります。発注基準が曖昧だと在庫管理が非効率に陥り、知らぬ間に利益を失いかねません。

 

在庫数量の把握は、適正な在庫管理をする上での最低条件となります。

 

 

発注基準の確立

 

商品の在庫数量が把握出来たら、次は、発注基準を確立する必要があります。

 

発注基準を左右するのは商品の売れ行きです。従って、販売数量の把握が必要になります。

 

例えば、月に50個しか売れない商品を100個仕入れてしまっては、半分の50個が1カ月間、倉庫に眠ってしまうことになります。

 

在庫はお金ですので、仕入れからなるべく短期間で販売を完了し、現金化する意識を持つことが大切です。

 

発注基準を在庫率で一律に決めるケースもありますが、一般的には在庫数で決めた方が無駄な在庫が発生しません。

 

例えば、納品ロット100個の商品を在庫率10%(10÷100)で仕入れた場合、その商品が1日20個売れる商品であれば、販売機会のロスで利益が減ってしまいます。又は、その商品が1日2個しか売れない商品であれば、在庫率10%の発注基準は高すぎます。

 

この場合、前者のケースは50個、後者のケースは5個という風に、在庫率ではなく在庫数を発注基準に用いた方が運用しやすいです。

 

また、在庫率より個数の方が視覚的にも理解しやすく、間違いが起こりにくいメリットがあります。

 

 

個別発注基準の確立

 

商品の売れ行きは、個別に違いがあります。

 

例えば、1日に20個売れる商品もあれば、1日2個しか売れない商品もあります。発注基準を一律共通にしてしまうと、販売ロスや廃棄を招きやすくなります。

 

従って、商品毎の売れ行きを分析したうえで商品毎に、個別発注基準を設ける必要があります。

 

また、売れ行きに合わせて納品ロットを工夫することも必要です。商品在庫はなるべく1ヵ月以内に現金化(販売)する意識で回さないと、会社の資金効率が低下します。

 

 

商品在庫管理の応用

 

商品の在庫管理方法は、会社で使用する文房具や消耗品、資材等の管理にも応用できます。

 

無駄に文房具がダース買いされていたり、パフレットや段ボールが山積みされていたり、在庫管理がいい加減な会社は、総じて消耗品や資材管理もいい加減です。

 

消耗品や資材も立派なお金です。

 

多少単価が高くなったとしても、3ヵ月~半年程度で使い切れる分量で購入した方が会社の資金効率が悪化しません。

 

 

不良在庫の処分

 

不良在庫とは、売れなくなった商品や売れ行きが芳しくない商品の在庫のことです。

 

在庫はお金ですので、不良在庫はお金を眠らせているのと変わりありません。

 

お金が眠っているだけですので利子も何も生み出しません。むしろ、在庫管理の手間や保管の負担を加味すると、お金が逃げているといっても過言ではありません。

 

不良在庫のなかでも、賞味期限のある食品や陳腐化の早い家電品などは、早いタイミングで見切り、処分販売した方が得策です。

 

万が一、見切りのタイミングを誤ると、在庫がお金になるどころか、在庫処分に手間と労力がかかり、お金が更に逃げていく事態にもなりかねません。

 

お金を生み出すか、お金が逃げていくかは、在庫管理ひとつで決まるのです。

 

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