中小企業の正しい経営判断プロセス

経営判断を誤らない方法

正しい意思決定を支える仕組みと方法

 

経営者が経営判断を誤らないためには、事業に関わる経営活動、或いは経営行動に根拠を与えることが大切です。

 

なぜなら、根拠のない経営活動、或いは経営行動は経営判断を誤る元凶となり得るからです。

 

経営活動、或いは経営行動に根拠を与えるには、会社の数字を把握する必要があります。

 

なぜなら、経営活動、或いは経営行動の結果は、全て会社の数字に表れるからです。

 

会社の数字の源泉は行動にあります。

 

行動がなければ数字は生じません。

 

行動があって、初めて数字が生まれるのです。

 

 

正しい経営判断を支える会社の数字とは?

 

会社の数字には、良い数字と悪い数字があります。

 

・会社経営にとって良い数字は「収益が出る黒字収支の数字」

 

・会社経営にとって悪い数字は「損失が出る赤字収支の数字」

 

従って、全ての経営活動、或いは経営行動に対して、会社の数字をもとにした良し悪しの根拠づけがされていれば、正しい経営判断を支える有効な根拠として機能します。

 

例えば、Aという行動が黒字収支と根拠付けられており、Bという行動が赤字収支と根拠付けられていれば、経営者はどのような経営判断を下すでしょうか?

 

当然のことながら、収益を生み出すAという行動を推進し、損失を生み出すBという行動は控えるでしょう。

 

このように、会社の数字は、正しい経営判断を支える重要な根拠となり得ます。

 

中小企業の経営者の中には、会社の数字を重要視せずに、経験と勘で経営判断を行っている方が稀にいます。

 

また、会社の数字を深く理解していない役員や社員の多数決を参考に経営判断を行っている経営者も稀にいます。

 

根拠のない経営判断ほど怖いものはありません。

 

たとえ経営の経験が豊富で、勘が鋭い経営者であっても、根拠のない経営判断ばかりを繰り返していれば必ず過ちを犯します。

 

資本力の乏しい中小企業の場合、たったひとつの経営判断の誤りで倒産の危機に瀕することがあります。

 

 

根拠のない経営判断は会社経営に弊害を及ぼす!!

 

根拠のない経営判断は社員の反発を招きやすい要素を含んでいます。

 

 

仮に経営者の経営判断に猜疑心をもつ社員が現れると、組織はいとも簡単に弱体化してしまいます。

 

組織力が低下すると業績も低下しますので、根拠のない経営判断は会社経営の至るところで弊害を及ぼします。

 

根拠のある経営判断を下し、社員ひとり一人の小さな行動に対しても数字で根拠付けするには、日頃の正しい損益分析が欠かせません。

 

当然ながら、損益分析がいい加減では、正しい根拠にはなり得ません。

 

また、会社全体の損益を表す月次決算書だけでは、小さな行動の根拠資料にはなり得ません。

 

小さな行動にも数字で根拠付けするには、商品やサービスごとの原価計算表、取引先毎の売上管理表、在庫金額を算定するための棚卸在庫表、労働生産性を計るために必要な勤怠表等々、より詳細な損益状況を分析するための根拠資料が必要なのです。

 

 

 

数字の弱さを放置して誤った経営判断を続ける先にあるのは?

 

数字を重要視しない経営者の特徴として挙げられるのは「数字に弱い」ということです。

 

経営者自身が数字に弱い欠点を放置し、根拠のない経営判断に基づいた会社経営を続けていくと、会社は何れ行き詰ります。

 

赤字に陥るような会社の経営者の殆どは数字に弱い特徴を持っています。

 

事実、過去に再建調査に入った全ての会社の経営者が数字に弱かったです。

 

前記した通り、会社の数字は正しい経営判断を支える重要な根拠として機能します。

 

そして、会社の将来は経営者の経営判断の連続で形作られていきます。

 

・誤った経営判断を継続するのか?

 

・正しい経営判断を継続するのか?

 

両者の選択次第で、会社の将来は大きく変わります。

 

 

 

数字に強くなり正しい経営判断を下すには?

 

経営者自身が数字の弱さに気がついているのであれば、欠点を補う行動をとることが経営者の務めです。

 

数字に強い参謀役を招聘するのも良いでしょうし、経営者自身に対して数字に強くなるための自己投資を行うのも賢い選択です。

 

数字に強くなることは決して難しいことではありません。

 

コツとポイントさえ押さえれば比較的簡単に数字に強くなることができます。

 

経営者自身の能力不足を常に磨いている限り、会社の業績は自然と伸びていくものです。

 

そして、経営者自身の能力不足を的確に磨き上げるには、自分の能力不足を見つめる客観性と謙虚さが何よりも大切です。

 

⇒⇒「数字に弱い社長が数字に強くなる方法」はこちら

 

 

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