中小企業の社員のモチベーションアップ法

社員のモチベーションを上げる方法

社員のモチベーションを上げる方法

 

社員のモチベーションをどう維持し、どのようにして上げていくか?

 

社員のやる気をあげるために如何に動機づけをしていくか?

 

多くの中小企業が悩む課題かと思います。

 

組織力は会社の業績に直結する重要な要素です。

 

従って、社員のモチベーションと共に組織力を上げることが出来れば、業績は自ずと上向いていきます。

 

実は社員のモチベーションを上げる方法は、さほど難しくありません。

 

意外とシンプルです。

 

 

社員のモチベーションを上げるために理解すべきこと!

 

経営者の役割は「経営資源」を最大限に有効活用して黒字経営を継続することです。

 

会社の経営資源は、ヒト、モノ、カネ、情報、経営ノウハウ、会社の強み、会社の理念、経営方針、、、等々、挙げたらキリのないほどあります。

 

この中で、一番、管理が困難でありながら、一番重要な経営資源があります。

 

それは、何でしょうか?

 

答えは「ヒト」です。

 

ヒトは、「性格、感情、性別、欲望、利害」等々、様々な要因が絡み合って十人十色の構造となっています。

 

従って、経営者の対応一つで最大限に活用できることもあれば、全く活用できないこともあります。

 

つまり、ヒト、即ち社員の能力を最大限に活用することができれば会社の業績は良くなりますが、活用できなければ会社の業績の足を引っ張る存在になってしまうのです。

 

経験則的に、社員のモチベーションが上がれば会社の業績も上がります。

 

社員のモチベーションを上げるには動機付けが必要ですが、ここが、多くの経営者の悩みどころかと思います。

 

では、社員のモチベーションを上げるための、動機づけの要素にはどんなものがあるでしょう?

 

 

社員のモチベーションを上げる動機付け

 

社員のモチベーションを上げる動機付けは様々ありますが、

 

例えば、

①経営者の行動管理

②雇用の安定

③会社との一体感

④意思の疎通

⑤同僚との関係

⑥昇進機会の提供

⑦地位への満足

⑧経営者との関係

⑨報酬額への満足

⑩職場環境・福利厚生への満足

 

と、10項目の動機づけ要素があったら、どのように優先順位をつけますか?

 

報酬額が一番と考える経営者もいるでしょうし、同僚との関係と考える経営者もいるでしょう、職場環境や福利厚生の満足度を挙げる経営者もいると思います。

 

この中の優先順位1位は、「⑧の経営者との関係」です。

 

2位は、①の経営者の行動管理、②の雇用の安定です。

 

3位以下は、③の会社との一体感、④の意思の疎通、⑤の同僚とのお関係、⑥の昇進機会の提供、⑦の地位への満足です。

 

一般的に大切と考えられている、⑨の報酬額への満足と⑩の職場環境・福利厚生への満足は、実は番外です。

 

経営者との関係が良好であれば、社員のモチベーションが上がり、社員の力が業績に貢献します。

 

経営者が社員と良好な関係を築くために必要なことは特にありません。

 

毎日の挨拶や声掛け、時折の差し入れや気遣いができていれば自ずと良好な関係になっていきます。

 

また社員の報酬を満足な水準にあげられなくても、経営者がしっかり行動管理(目標、評価、育成)を行えば、社員は不満を抱かずにモチベーションを維持することができます。

 

経営者と社員の関係が良好であれば雇用の不安を抱かせずに済むでしょう。

 

 

中小企業は大企業と違い、優秀な社員を簡単に集めることができません。

 

限られた人材で最大限の効果を生み出せるように経営者自身が努力しなければなりません。

 

大企業には大企業の大変さがありますが、中小企業の経営者ほど、高い能力を求められる仕事はありません。

 

それこそ、会社が立派に成長発展している中小企業の経営者の経営能力は相当高いといえます。

 

 

社員の報酬はモチベーションアップにさほど貢献しない!?

 

社員のモチベーションを上げる動機付けの例で挙げた10の項目の中で番外だった、⑨の報酬額への満足と⑩の職場環境・福利厚生への満足は、意外と多くの中小企業経営者が気にしているポイントですが、

 

報酬も福利厚生も、地場(地域と年代)の相場と同等か、相場よりもほんの少し水準が上であれば大概の社員は満足します。

 

多少水準より劣っていても、経営者との関係が良好であれば、モチベーションが下がる社員は殆どいません。

 

事実、過去に数千名の中小企業の従業員に接してきましたが給与水準や福利厚生等の待遇面に不満を持っている社員は全体の0%~5%程度です。

 

従って、給与水準が世間相場並みであれば不満の原因にはなりません。

 

待遇面よりも、経営者が率先して社員とコミュニケーションをとることが社員に不平不満を抱かせない秘訣です。

 

逆に地場の相場水準よりも過度に高い報酬や福利厚生を提供すると、変な歪みが生じて会社経営に支障をきたすことが出てくることもあります。

 

後継者や、経営者の右腕等、特殊な立場にいる社員であれば例外ですが、報酬や福利厚生は地場並みに考えて、何より、経営者と社員の関係を、良好に築くことを一番に考えることが大切です。

 

 

<<前の記事  次の記事>>

 

 

 

おすすめ記事

 


 


 


 

⇒⇒カテゴリトップ「会社経営で大切なこと」に戻る

 






 


人気記事ランキングTOP3


社長!!その〇〇、大丈夫ですか?例えば、売上、利益、計画、見通し、お金、投資、人事、など等、経営の落とし穴は至るところに潜んでいます。経営者必見の失敗しない会社経営のノウハウをたっぷり紹介しています。

巷の書店などに出かけると様々な経営書が並んでいることに驚きます。中小企業の会社経営をする上で、すべてを鵜呑みにして受け入れることが出来るか否か?答えはノーです。その理由とは?

経営と数字は切っても切れない関係にあります。数字に強い経営者がどのようにして会社の数字を捉え、会社の数字を経営に活かしているか事例を交えて紹介しています。

人気記事ランキングをもっとみる⇒⇒

関連ページ

中小企業の経営実態とは?
大企業を含めた全企業数に占める中小企業の割合は99.7%です。そして、中小企業の70%が赤字に苦しんでいます。勝ち組企業に生まれ変わるには何をすべきなのか?秘訣を紹介しています。
会社経営の基本原則とは?
経営とは「営みを経ける(続ける)こと」です。経営を続けるためには経営の基本原則を理解しなければなりません。経営の基本原則を分かり易く紹介しています。
中小企業の寿命は永遠か?
日本国内における株式会社は毎年8万社強が誕生している一方で、2万5千社がその寿命を終えています。株式会社の99%以上が中小企業ですので、この数字は中小企業の実態を表しています。また、一説では起業から10年後の生存率は5%といわれています。
事業を永遠に継続させる方法
事業を永遠に継続するためには黒字経営を継続するしかありません。そして会社の黒字経営を継続するには会社経営の原理原則を学んだうえで、会社の数字をしっかり把握し、赤字経営のリスクを摘み取っていかなければなりません。
会社の業績が低迷する原因と対策
中小企業の業績が低迷する原因は様々ですが代表的な例を挙げると3つあります。ひとつは、業績把握能力の低下、次に、組織力の低下、最後にお家騒動です。原因と対策の理解が解決の糸口となります。
会社の安定経営を実現する秘訣
会社の安定経営を実現するためには安定的に利益を出すこと、そして継続的に投資を行うことが大切です。成長投資なくして会社の成長はあり得ませんが、利益がないのに投資を行うと過剰投資となり、会社倒産の要因となる場合があります。
経営者が業績に責任を持つ理由
中小企業は、経営者の能力がそのまま会社の業績に反映されます。従って、業績が下降線を辿り、赤字経営に転落するようなことになれば、その責任は全て経営者に帰属します。経営者が業績に責任を持つ理由は、ここにあります。
明確な経営目標は将来性を形作る
家業から中小企業を経て大企業に成長させた創業者たちは、全員確固たる「会社の経営目標」を持っていたはずです。会社の経営目標があれば地に足のついた経営のかじ取りができ、経営判断は明確になります。
経営者の孤独は解消できるか?
経営者は孤独です。経営者には社内に本音を打ち明けられる相手がおりません。家族でさえ、心から理解してくれることはありません。そのような状況下で社員全員の生活を保証し、業績に責任を持たなくてはなりません。果たして経営者の孤独は解消できるのでしょうか?
経営者のハッピーリタイアメント
会社の経営者に定年はありません。会社のオーナー兼経営者であれば、なおさらです。それでは、会社のオーナー兼経営者が幸せな会社承継を実現し、自身がハッピーリタイアメントを迎えるにはどうしたら良いのでしょうか?
経営者に必要な資質 その1
会社経営の本質は黒字経営を継続し、未来永劫、会社経営を続けることです。そのために経営者は、長期的な会社経営を実現するために必要な資質を身につけなくてはなりません。果たして、経営者に必要な資質とは、、、。
経営者に必要な資質 その2
会社経営の本質は黒字経営を継続し、未来永劫、会社経営を続けることです。そのために経営者は、長期的な会社経営を実現するために必要な資質を身につけなくてはなりません。果たして、経営者に必要な資質とは、、、。
経営者に必要な能力が不足した場合の弊害 その1
経営者に必要な能力が不足した場合の弊害は会社の業績悪化だけではありません。社員のストレスの元凶となり、社員を不幸に導く先導者になっているケースもあります。経営能力の低い経営者の実例は、反面教師として有効に活用することができます。
経営者に必要な能力が不足した場合の弊害 その2
経営者に必要な能力が不足した場合の弊害は会社の業績悪化だけではありません。社員のストレスの元凶となり、社員を不幸に導く先導者になっているケースもあります。経営能力の低い経営者の実例は、反面教師として有効に活用することができます。
経営のプロを積極的に活用するメリット
経営のプロになりたければ経営のプロに教えを受けるのが最も効果的で賢い選択です。なぜプロの教えを受ける必要があるのか?その疑問と共に経営のプロ選びのコツや秘訣を紹介しています。
社員のモチベーションアップは会社の将来性で決まる
社員のモチベーションアップは会社の将来性で決まります。なぜなら、中小企業の場合、社員が会社の将来性に不安を感じると、積極的な姿勢が損なわれ、内にこもった消極的な姿勢の会社組織になってしまうからです。
家業から事業への成長に欠かせないもの
家業から事業へと成長しても経営の考え方が「家業のまま」という中小企業は少なくありません。経営者の考え方が「家業のまま」の場合、思わぬところで会社が存続の危機にさらされることがあります。
組織力の向上に役立つツール
組織力の向上は業績を押し上げます。一方、組織力の低下は業績を押し下げます。従って、いかに強い組織を築き上げるかが業績を伸ばすポイントとなります。組織力向上に欠かせないツール例を紹介しています。
なぜ経営理念が必要なのか?
会社の経営理念の中には、会社の使命、存在意義、経営姿勢、将来像、お客様像、提供価値等々、将来の会社の姿を表す全ての要素が入っています。従って、経営理念を持っていなければ会社の将来像が明確になることはありません。
数字に弱い社長が、数字に強くなる方法
数字に弱い社長が比較的短期間で数字に強くなる方法があります。その方法は「管理会計を導入」することです。四則演算の世界ですので、簿記や会計の知識ゼロであっても誰でも習得することができます。
クレームの対応で経営者が心掛けること
クレームや非常事態が発生した時は、いま起きている事に意識を集中させ最善を尽くすことが大切です。起きたことを悔いたり、パニックになったり、責任を追及したり、など等、事態の解決に役立たない言動は意味を成しません。
個人情報保護法の概要と概略
個人情報保護法は、お客様や従業員情報を保有する全ての会社にかかわる法律です。中小企業経営者が知っておきたい個人情報保護法の概要と概略を紹介しています。
マイナンバー制度の概要と概略
マイナンバーの取得・利用・提供は「番号法」によって限定的に定められています。中小企業経営者が知っておきたいマイナンバー制度の概要と概略、並びに導入のポイントを紹介しています。
経営者に必要なコミュニケーション能力を高める方法
経営者のコミュニケーション能力ひとつで人材の能力が引き出され組織力がみるみる高まることもあれば、人材の能力を潰してしまい、組織力がみるみる低下することもあります。中小企業にとって、組織力を如何に高めるかが重要な経営課題のひとつとなります。
中小企業に適した節税の秘訣とコツ
中小企業の節税の秘訣は会社の数字に正直になることに尽きます。税務署から信頼を勝ち取る姿勢で会計処理を行っていれば無駄に税金を取られることはありません。気を付けたい主な会計ポイントを紹介しています。
儲かる在庫管理の方法
在庫はお金です。在庫の活かし方次第で会社の儲かりが加速します。倒産する会社は総じて在庫管理がいい加減です。在庫管理がいい加減では商品の仕入れるタイミングと数量を最適化することは出来ません。最適な在庫管理の秘訣を紹介しています。
新規事業を成功に導く損益管理の手法
新規事業の立ち上げ、若しくは、新商品を投入した場合は、独立採算で損益管理を行うことが大切です。なぜなら新規事業の損益管理を疎かにすると事業の成功確率が著しく低下するからです。お薦めの損益管理の方法を紹介しています。
「売上」と「利益」、2倍にするのはどちらが簡単か?
「売上」と「利益」、2倍にするのはどちらが簡単でしょう?答えは利益です。なぜなら、売上を2倍にする労力に比べて利益を2倍にする労力の方が圧倒的に軽く済むからです。利益を2倍にする具体的な方法を紹介しています。
キャッシュフローを重視すると数字はこう変わる
資金が限られている中小企業の場合、効率よく投資効果を生み出すキャッシュフロー重視の経営を心掛けるべきです。キャッシュフローを重視した経営指導先企業の改善前後の数字を紹介しています。
大企業と大口取引するうえで注意すべきこと
中小企業が大企業との付き合い方を誤るといとも簡単に倒産の危機に瀕することがあります。従って、大企業との取引を検討する際は、相当、慎重になる必要があります。大企業との取引を検討する際に特に注意すべき点を紹介しています。
管理会計は中小企業の経営力を上げる
中小企業の経営力を上げるには管理会計の基本を理解することが大切です。管理会計は5つのステップで成り立っております。それぞれのステップを理解することで管理会計の基本をおさえることができます。
新規事業アイデアの作り方と事例
新規事業は会社成長の源泉となります。新規事業の展開なくして会社の成長はあり得ません。しかしながら、新規事業アイデアの作り方を誤ると簡単に会社が倒産の危機に陥ってしまうことがあります。有効な新規事業アイデアの作り方とは?
接待営業は売上増加に有効か?
接待営業は売上増加に有効か否か?結論から言うと有効ではありません。接待営業の当事者同士の関係は密になるかも知れませんが、そこに信頼関係が生まれることは稀です。お金の切れ目が縁の切れ目というように、さほどの信頼関係は育まれません。
経営判断を誤らない方法
経営判断を誤らないためには、経営活動に根拠を与えることが大切です。経営活動に根拠を与えるには会社の数字を把握する必要があります。なぜなら、経営活動の結果は、全て会社の数字に表れるからです。
近江商人から学ぶ会計と戦略眼
近江商人が提唱した三方よしの商売理念を支える要素は「正しい会計」と「無欲の戦略眼」です。これは経営者が身につけるべきスキルでもあります。経営者に不可欠の会計と戦略眼を分かり易く解説しています。

 
トップページ 全記事一覧 無料PDF冊子 無料経営講座 無料相談・お問合せ