社長の決断力が会社の成長を決める!

経営者の決断力を鍛える方法

経営者の決断力を鍛える方法

 

中小企業の成長は、経営者の決断力で決まるといっても過言ではない。

 

なぜなら、トップダウン構造にある多くの中小企業は、経営者の決断が会社の成長に大きな影響を及ぼすからだ。

 

例えば、新商品発売の決断を先送りしている最中に、ライバル会社が同様の新商品を発売してしまったら、どうなるだろうか?

 

近い将来、競争に敗れることは想像に難くないだろう。

 

経営者の決断力は会社の成長を左右する重要な要素を持っている。

 

経営者の決断スピードが遅れれば遅れるほど、会社の成長が鈍化するといっても過言ではない。

 

事実、できる経営者ほど、決断力があり、決断に時間をかけない。

 

わたし自身も決断する時間は5秒程度しかかけない。

 

それでは一体、経営者の決断力を鍛えるためにすべきことは何だろうか?

 

順を追って解説していきたい。

 

 

前例主義は役に立たない!?

 

前例に頼った決断をしている経営者を稀に見かけるが、前例主義は、経営者の決断力を鍛えるのに殆ど役に立たない。

 

前例主義とは、前例に従って物事を決断することだが、公共性の高い役人の世界や時限立法が追い付かない法曹界では有効だが、こと会社経営においては、前例主義は殆ど役立たない。

 

なぜなら、会社を取り巻く経営環境は、時間の経過と共に絶えず変化しているからだ。

 

人間の細胞は数年ですべて入れ替わるといわれている。

 

つまり、体内では流動的な変化が絶えず起こっているということだ。

 

会社経営も同じである。

 

時間の経過と共に、人も、時代も、嗜好も、技術も、資源も、自然も...、会社経営を取り巻く環境は、絶えず変化している。

 

まわりが変化しているにも関わらず前例に従った決断ばかりを優先していたらどうだろうか?

 

変化から取り残されてしまい、知らぬ間に自然淘汰(衰退)の一途を辿ることは、想像に難くないだろう。

 

経営者の誤った決断は会社衰退のきっかけを生み出す。

 

会社経営においては、前例や過去に固執しないことが、正しい決断を生み出す秘訣なのだ。

 

 

変化を意識すると決断力が鍛えられる

 

経営者が決断力を鍛えるには、常に変化を意識することが大切だ。

 

朝の命令が夕方に改められる朝令暮改(ちょうれいぼかい)も大いに結構である。

 

例えば、過去に失敗した取り組みが、時間の経過と共に成功に転ずることは良くあることだ。

 

状況が変われば答えが変わることは自然なことである。逆に、状況が変わっているにも関わらず、答えが変わらないことの方が不自然だ。

 

経営者が変化を捉えるには、日頃の情報収集が欠かせない。

 

例えば、

☑会社の数字は見ているか?

 

☑現場の声は聞いているか?

 

☑市場の変化は把握しているか?

 

☑技術の進歩に目を向けているか?

 

☑会社の弱みが深刻化していないか?

 

☑経営課題を見落としていないか?

 

など等、決断力を鍛えるために経営者が収集すべき情報は幅広い領域にわたる。

 

社員からの情報を待つのではなく、経営者自身が積極的に情報を収集し、日頃の小さな変化を捉える努力を継続することが、決断力を鍛える秘訣になる。

 

 

情報の精度で決断の質が決まる

 

経営者の決断の質は、情報の精度で決まる。

 

当然ながら、経営者の手元に良質な情報があれば、決断を誤るリスクは低下する。

 

一方、経営者の手元に悪質な情報しかなければ、決断を誤るリスクは格段に高まる。

 

つまり、会社の成長と衰退を分かつ決断の精度は、情報の価値で決まってしまうのだ。

 

わたしが過去に接した倒産の危機に瀕した中小企業の経営者は、良質な情報を殆ど持っていなかった。

 

そもそも、情報の価値を理解していないために、情報を十分に収集していない経営者もいた。

 

良質な情報がない中で、まともな決断など、できるものではない。

 

一方、できる経営者ほど、情報の価値を理解している。

 

例えば、良質な情報を入手するために経営ブレーンを活用する、有益な情報に躊躇なく対価を支払う、など等、自身の決断力を鍛えるための良質な情報を積極的に集めようと努めている。

 

良質な情報量が多ければ、それだけ経営者の決断力が鍛えられて、更に、決断のスピードも加速する。

 

当然ながら、確実かつスピーディーな決断は、会社の成長を一層加速する。

 

経営者の決断力が会社の成長を決定する、と云われる所以は、ここにあるのだ。

 

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