経営管理は社長の仕事!!

社長が仕事をしない会社は倒産する

社長が仕事をしない会社は倒産する

 

社長が仕事をしない会社は倒産します。

 

例えば、社長の仕事のなかでも重要な経営管理を放棄すると、会社はいとも簡単に倒産の危機に瀕します。

 

社長が経営管理を放棄している状態を端的に表すと、「会社のなかに経営を行っている人間がいない」ということです。

 

そんな会社があるのか?

 

と思う方もいるかも知れませんが、実際にそういう会社は存在します。

 

例えば、

 

・業績は誰が把握してますか?

 

・会社の問題点を把握していますか?

 

・経営改善の手を打ってますか?

 

倒産の危機に瀕した会社の再建調査に入り、その会社の社長さんに上記質問をすると、殆どの社長さんが明確な答えを持っていませんでした。

 

業績が把握できなければ、会社の問題点を把握することは出来ません。

 

会社の問題点が把握できなければ、適切な経営改善の手を打つことは出来ません。

 

つまり、経営を行っている人間が会社にいない、経営管理を放棄している状態だったのです。

 

信じられないかも知れませんが、年商50億超の会社であっても社長の仕事をしないで、経営管理を放棄しているケースがありました。

 

中小企業の場合、経営者の能力が、そのまま会社の業績に比例します。

 

経営者自身が経営管理を放棄してしまったら、会社はどうなりますか?

 

当然ながら、会社が良くなるわけがありませんよね。

 

 

社長の仕事をしない経営者の特徴とは?

 

社長の仕事をしない経営者の特徴として挙げられる代表例は、「社員と一緒に現場の仕事をしている」、ということです。

 

中小企業の多くは人手不足に陥っておりますので、致し方ない部分もありますが、四六時中、社員と共に過ごしていたら肝心の会社経営は誰が行うのでしょか?

 

経営者は、毎日最低1時間以上は、会社の数字を診て、会社の課題や経営改善策を考える時間を確保しなければなりません。

 

 

考えれば、考えるほど、経営改善の良いアイデアは生まれるものです。

 

また、経営課題や改善策を考えるうえで資料が不足しているのであれば社員に作らせれば良いのです。

 

そもそも、経営者のアイデアを具現化するのは社員の役目です。

 

経営者の役目は自分で考えたアイデアを社員に投げかけ、社員自身にアイデアを具体化する方法を考えさせることです。

 

社員から具体案が上がってきたら経営者が内容を確認し、修正が必要なら手直しを指示すれば良いでしょうし、修正の必要がなければ、実行を指示すれば良いのです。

 

因みに、優れたアイデアは、経営者の業績理解が深まれば深まるほど生まれてきます。

 

そして、社員に投げかけるアイデアが多ければ多いほど、社員のアイデアを具現化する能力がどんどん磨かれます。

 

結果として、経営者と社員の間に一体感も生まれ、組織力も向上します。

 

・社長の仕事をしないで、日々社員たちと現場の仕事をしている経営者

 

・一方、社長の仕事として、毎日1時間以上を経営について考えている経営者

 

両者の差は、一日が十日、十日が百日、百日が一生という風に、年月が経過すればするほど、会社の業績に雲泥の差がついてきます。

 

会社の経営者は社長の仕事として、1日24時間、1年365日、いつなんどきも会社の経営について考える癖をつけなければなりません。

 

それほど、会社を経営するということは責任があり、大変なことなのです。

 

 

社長の仕事をしない経営者は会社の問題を放置する!?

 

社長の仕事をしない経営者の特徴として、「会社の問題点を放置する」という行動もあります。

 

経営者が放置している問題を社員が問題視することは稀です。

 

また、問題を放置するような経営者に対して社員が問題提起することも稀です。

 

結果、会社内に様々な問題が山積するとともに、業績悪化のリスクも増加してしまいます。

 

これも、社長の仕事のなかでも重要な経営管理を放棄している一例です。

 

会社の経営管理は「社長の仕事」という自覚が大切です。

 

決して、会社の経営管理を放棄してはなりません。

 

 

経営管理の精度を上げるには会社の数字が重要!!

 

優れた経営管理を支えるのは会社の数字です。

 

会社の数字を無視した経営管理は何れ破綻します。

 

なぜなら、社長自身が普段から会社の数字を理解していないと、経営が悪化しても適切な経営改善がすることができず、月日が経過するのを待つのみということになるからです。

 

社長は、経営管理の要である「会社の数字を理解する」という、必要最低限の仕事だけは放棄してはなりません。

 

たとえ、財務諸表が読めない経営者であっても、焦る必要はありません。

 

これから読めるようになればいいのです。

 

例えば、財務諸表を読み解く能力を磨くにはポイントを絞り込んで数字をチェックすると、さほど苦労せずに理解が深まります。

 

貸借対照表の場合は下表の2点にチェックポイントを絞り込みます。

 

増加傾向

減少傾向

現金・預金の残高

資金繰りが楽

資金繰りが苦しい

純資産の残高

黒字経営が維持できている

赤字経営の可能性がある

万が一、残高がマイナスになると倒産状態に陥る

※増減の算式=当月残高-前月残高

 

 

損益計算書は、最低でも営業利益までチェックします。

売上

貸方

事業収入

売上原価

借方

売上に連動する原価支出(仕入、製造原価等々)

売上総利益

貸方

売上-売上原価

販売管理費

借方

売上に連動する経費支出(販売活動に伴う営業経費)

営業利益

 

貸方

売上総利益-販売管理費

 

プラス  : 黒字経営

 

マイナス: 赤字経営 → 連続すると倒産に近づく

 

財務諸表を読み解く練習を継続すると、徐々に資産状況と損益状況が感覚的に把握できるようになります。

 

会社の数字が理解できれば、会社の問題点が把握でき、適切な経営改善を行うことができます。

 

当然ながら、会社の数字の理解が深まると、社長の仕事の精度はますます上がってきます。

 

 

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