安定経営の秘訣は儲かる仕組みにある

儲かる仕組みの作り方

儲かる仕組みの作り方

 

 

「社長!!その〇〇、大丈夫ですか?」シリーズ、本編は「儲かる仕組み」について解説したいと思います。

 

 

 

会社を経営するうえで「仕組み」は重要です。

 

なぜなら、仕組みができている会社とそうでない会社の業績には大きな差が生じるからです。

 

例えば、会社が儲かる仕組みの主な例を列記してみます。

 

・挨拶の仕組み=サービスのキープ

 

・営業提案の仕組み=売上のキープ

 

・Wチェックの仕組み=品質のキープ

 

・社員教育の仕組み=マンパワーの向上

 

・経営管理の仕組み=経営バランスのキープ

 

如何でしょうか?

 

もろもろの経営活動が仕組み化できている会社は、業績アップに繋がる様々な要因を高いレベルでキープすることが可能になります。

 

一方、もろもろの経営活動が仕組み化できていない会社はどうなるでしょうか?

 

当然ながら、すべての経営活動が場当たり的な行動になってしまい、業績アップに繋がる要因を高いレベルでキープすることが困難になってしまいます。

 

仕組みを端的に表現すると「型にはめる」ということです。

 

型には、不揃いの集団の力を均一に整えて、一定のレベルに引き上げる効果があります。

 

例えば、洋菓子を作る際に型(型・レシピ・手順書など等)があれば、熟練者も未熟者も能力に関係なく、一定レベルの品質の洋菓子を作ることが可能になります。

 

会社経営も同じです。

 

如何に良い型を作り上げるかが、儲かる仕組みを作る秘訣になるのです。

 

また、基本の型がなければ「型なし人間」ばかりの組織になってしまいますが、基本の型があれば、「型破り」な有能な人材をたくさん輩出することができます。

 

会社の儲かりも人材育成も、「型」、つまり、仕組みがカギを握っているのです。

 

 

儲かる仕組みと儲からない仕組み

 

仕組みには「儲かる仕組み」と「儲からない仕組み」があります。

 

例えば、

 

・売れば売るほど利益とお金が増えていく

 

・売上が一定でも利益やお金が増えていく

 

といった現象が表れているのであれば、「儲かる仕組み」がうまく機能しているということです。

 

逆に、

 

・売れば売るほど利益とお金が減っている

 

・売上が一定なのに利益とお金が減っている

 

といった現象が表れているのであれば、「儲からない仕組み」が定着してしまっているということです。

 

当然ながら、儲からない仕組みをいつまでも放置しておくと、会社経営は何れ破たんしてしまいます。

 

儲からないマイナスの仕組みは、時間が経てば経つほど、儲かるプラスの仕組みに転換することが難しくなっていきます。

 

従って、儲からない仕組みを発見した場合は、待ったなしで改善しなければなりません。

 

また、「利益が増える」、「お金が増える」といった具体的現象が実感できていなければ、儲かる仕組みが機能しているとは言えません。

 

なぜなら、売上が増加しているいる一方で利益が減少し、赤字経営に転落してしまう事例が往々にしてあるからです。

 

企業の生存を保証する要素は「利益であり、お金」です。

 

儲かる仕組みの判断基準は「利益とお金」に置かなければならないのです。

 

 

会社が儲かる仕組みとは?

 

儲かる仕組みを作る際の絶対目標に「利益」を据えると、割かし短期間で結果が表れます。

 

おススメの利益目標は二つあります。

 

ひとつは「売上総利益率(粗利率)」、もう一つは「売上総利益高営業利益率(粗利高営業利益率)」です。

 

それぞれの計算式は下記の通りです。

売上総利益率(粗利率)=(売上総利益÷売上)×100

 

売上総利益高営業利益率(粗利高営業利益率)=(営業利益÷売上総利益)×100

 

売上総利益率(粗利率)は、業種業態によって目標水準に差がありますが、1%でも高くすることが望ましい姿です。

 

売上総利益高営業利益率(粗利高営業利益率)は、業種業態に関係なく、20%が目標水準です。

 

下のグラフは、わたしが経営指導した会社の目標水準と実績の差を表したものです。

 

まずは、経営指導に入る1年前の実績です。

 

 

ご覧の通り、売上総利益率(粗利率)と売上総利益高営業利益率(粗利高営業利益率)のふたつの利益目標があるべき姿(目標水準)に達していないことがお分りになるかと思います。

 

そして、経営指導に入って1年後の実績です。

 

 

ご覧の通り、売上総利益率(粗利率)と売上総利益高営業利益率(粗利高営業利益率)を改善した結果、現金水準と支払能力を示す当座比率が飛躍的に改善したことがお分りになるかと思います。

 

絶対的な利益目標をベースに事業を再構築することが、儲かる仕組みを作る秘訣です。

 

また、一つひとつの商品、一つひとつの取引先、一つひとつの事業の損益を詳細分析して、儲からない仕組みを徹底的に排除することも効果的です。

 

 

仕組みは日常化

 

仕組みとは「日常化」のことです。新しい仕組みを導入する際は、組織に多少のストレスを与えてしまうかも知れませんが、一度、仕組みが日常化してしまえば、過度なストレスなく、良い結果だけが生み出されるようになります。

 

仕組みが誤っていれば元に戻せば良いだけのことです。挑戦と創意工夫なくして、儲かる仕組みは作れません。

 

 

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