中小企業の経営理念とは?

会社の経営理念とは

会社の経営理念とは

 

会社の経営理念は、会社の成長発展を牽引する重要な要素です。

 

例えば、「あなたの会社の経営理念は何ですか?」と、問いかけられて瞬時に答えられる経営者は素晴らしいと思います。

 

なぜなら会社の経営理念=会社の強み、だからです。

 

常日頃から会社の経営理念を頭で考えて行動している経営者であれば答えに窮することはないと思いますが、曖昧な返答になる経営者も少なくないのではないでしょうか?

 

事実、中小企業において、経営理念が明確に定まっていない会社が少なくありません。

 

また、経営者自身が日々の経営(仕事)に追われて、自身の会社の経営理念を深く考えていないケース、或いは、商品やサービスの客観的評価を疎かにして、そもそも会社の強み(会社の経営理念)が理解できていない経営者の方も稀にいます。

 

会社の強みを表す明確な経営理念は、会社を成長に導く源になります。

 

会社に経営理念を掲げることは、経営者の重要な仕事なのです。

 

 

会社の経営理念は思ってるだけでは役に立たない!?

 

会社の経営理念は社員に伝わるように掲げなければ、会社の成長発展に貢献しないことがあります。

 

例えば、経営者が思い描いている会社の経営理念は十人十色、たくさんあると思います。

 

・「たくさん雇用をして社会貢献したい」

 

・「たくさん納税して国のために貢献したい」

 

・「代々続いた優れた技術や商品を継承したい」

 

・「売上や店舗数を拡大して大きな会社に育てたい」

 

・「たくさん利益を出して社員の報酬水準を高めたい」

 

等々、、、

 

さらに具体的な例として、

 

・「世界的企業に部品を供給する」

 

・「機械に負けない職人技を守り続ける」

 

・「無農薬野菜を一般家庭に直接届ける」

 

・「薬剤に頼らない美容サービスを提供する」

 

等々、、、

 

どれも素晴らしいと思います。

 

但し、会社の経営理念は、経営者が思い描いているだけでは何の役にもたちません。

 

なぜなら、経営者が思い描いているだけの会社の経営理念は、社員はもちろん、取引先やお客様にも一切伝わることがないからです。

 

 

会社の経営理念は全員で共有することで効果が生まれる!!

 

会社の経営理念は関係者全員で共有することで効果が生まれます。

 

残念ながら多くの中小企業において、立派な会社の経営理念や得意分野を持っているにも拘わらず、経営者と社員の間で共有されていないケースがあります。

 

例えば、社長の胸のうちにしまい込んであったり、或いは社長自身が気づいていないために会社の経営理念が明文化されていなかったり、何れにしても、せっかくの会社の強みである経営理念が、経営者と社員の間で共有されていないケースは少なくありません。

 

会社の経営理念が不明だと社員は何を基準に判断し、何を拠り所に仕事をして良いのか理解できません。

 

また、会社の強みと弱みが把握できないため、開発すべき新商品や販路開拓の方向性も不明瞭となります。

 

うちの会社は”コレ”という強みを表す経営理念を社員と共有してこそ、より効率的に会社の強みが発揮されるようになるのです。

 

会社の経営理念を関係者全員で共有することの重要性は、ここにあります。

 

会社の経営理念は、

 

・明文化すること

 

・関係者と共有すること

 

この2点が大切なポイントになります。

 

 

会社の経営理念があると会社の生存寿命が伸びる!?

 

経営理念の「ある会社」と「ない会社」では、会社の生存寿命に圧倒的な差が出ます。

 

なぜなら、明確な会社の経営理念は、会社がより良い方向に向かって行くために必要不可欠な重要な要素だからです。

 

また、会社の経営理念は、具体的であればあるほど迫力を増し、一層効果が高まります。

 

例えば、大企業の多くは経営理念を掲げておりますが、殆どが抽象的な表現ばかりです。

 

大企業に不祥事が絶えない背景には、経営理念が抽象的すぎるという側面があると思います。

 

従って、経営理念を掲げる際は、なるべく具体的な表現を意識した方が良いです。

 

会社の経営理念は具体的であればあるほど、長期経営を支える貴重な経営資源になります。

 

 

会社の経営理念は安定経営を支える!!

 

会社の経営理念など掲げなくても、社長が会社にいれば問題ないと考える経営者もいるかも知れませんが、

 

・社長が交代したら?

 

・社長が病気で休養したら?

 

事情は様々ですが、経営理念が掲げられていない会社は、社長が会社から離れた途端に経営判断にブレが生じ、せっかくの会社の強みが弱体化することがあります。

 

一度会社の強みが弱体化してしまったら、たちまち競争力が低下し会社の業績は容易に傾いてしまいます。

 

会社の経営理念は会社の強みであると同時に会社の経営を支える重要な経営資源でもあるのです。

 

重要な経営資源である会社の経営理念を守り続けることができれば、自ずと安定経営の礎が築かれていきます。

 

 

<<前の記事  次の記事>>

 

 

 

おすすめ記事

 


 


 


 




 


人気記事ランキングTOP3


社長!!その〇〇、大丈夫ですか?例えば、売上、利益、計画、見通し、お金、投資、人事、など等、経営の落とし穴は至るところに潜んでいます。経営者必見の失敗しない会社経営のノウハウをたっぷり紹介しています。

巷の書店などに出かけると様々な経営書が並んでいることに驚きます。中小企業の会社経営をする上で、すべてを鵜呑みにして受け入れることが出来るか否か?答えはノーです。その理由とは?

経営と数字は切っても切れない関係にあります。数字に強い経営者がどのようにして会社の数字を捉え、会社の数字を経営に活かしているか事例を交えて紹介しています。

人気記事ランキングをもっとみる⇒⇒

関連ページ

初めての方へ
当サイトは中小企業の成長発展に役立つ経営ノウハウを公開している日本最大級の経営情報サイトです。失敗しない会社経営を実現するには確かな経営技術が必要です。中小企業専門経営コンサルタントの伊藤が長年の経験で培った経営ノウハウを厳選して掲載しております。
中小企業の社長の仕事とは?
企業経営において社長の仕事ほど重要なものはありません。なぜなら社長が本来すべき仕事を遂行している限り会社が衰退することはないからです。中小企業の社長がすべき仕事を解説しています。
経営とは何か?
経営とは何か考えたことはありますか?会社を経営するということは「会社経営を永遠に継続させる」ということです。会社経営を継続させるために必要なことは、たった一つです。それは「黒字経営」を続ける事です。
経営者とは何か?
経営者とは何か?考えたことがありますか?経営者とは、会社を経営する人、会社の代表者、つまり社長のことです。中小企業の場合、社長の能力がそのまま会社の業績に反映されるケースが殆どです。つまり、黒字経営も赤字経営も社長次第ということです。
経営ノウハウとは?
経営ノウハウとは会社の成長発展を支える経営技術であり、知的財産でもあります。経営ノウハウの蓄積量が多いほど、その会社の屋台骨は強化されていきます。会社の事業環境に適した経営ノウハウを独自に形成する方法を紹介しております。
経営判断に自信を持つ原則とは?
経営者のマインドとして必要なことは「経営判断に自信を持つこと」です。自信のない経営判断ほど怖いものはありません。では、経営判断に自信をつけるためには、どのような鍛え方がベストでしょうか?
中小企業の後継者が経営者になるには
会社経営の経験のない後継者にとって経営者のポストは未知の世界です。会社経験のない後継者にとって経営者のポストを目の前にして不安を抱く方も少なくありません。では、中小企業の後継者が経営者になるにはどのような準備と能力が必要なのでしょうか?
中小企業の黒字経営ノウハウ
会社は黒字経営を継続しない限り存続することはなく何れ倒産してしまいます。経営判断を誤る要因は様々ですが、黒字経営に浮上するきっかけがつかめないまま万年赤字経営という会社も少なくありません。普遍的に通用する黒字経営ノウハウを紹介しております。
利益を上げる方法|3つの法則
お金がある限り会社は潰れませんのでお金を生み出す利益はとても大切なものです。すぐに実践できる利益を上げる具体的方法を紹介しています。
会社の数字に強くなる方法
会社の経営者にとって数字に弱いというのは致命的な欠点となります。倒産の危機に陥る会社の経営者は総じて数字に弱いです。一方、会社を成長発展させている経営者は総じて数字に強いです。では一体、両社の差はどこにあるのでしょうか?
成功する経営者の条件|男と女、経営者に向いているのはどっち?
成功する経営者の条件とは?男と女、経営者に向いているのはどちらか?結論から言うと、どちらにも向いているといえます。但し、男と女は持っている資質に大きな違いがあります。大切なのは、会社経営を成功に導くために必要な資質を補う姿勢です。では、成功の条件とは?
中小企業の経営課題と解決のヒント
資本力が小さい中小企業は様々な経営課題を抱えております。頭を悩ませている経営者も多いと思いますが課題解決の糸口がつかめれば悩みが解消されることもあります。中小企業にありがちな代表的な経営課題と解決のヒントを紹介しています。
中小企業の経営改革|改革のステップと成功の秘訣
いつの時代も中小企業の経営は厳しい環境下におかれております。厳しい環境を生き抜き100年、1,000年と続く会社を作るには継続的な経営改革が欠かせません。中小企業の経営改革を成功させるには改革のステップを理解することが大切です。
赤字経営を黒字化する方法
赤字経営は不幸の始まりです。なぜなら、赤字経営の行きつく先は会社の倒産だからです。従って、経営者は赤字経営を決して容認してはいけません。赤字経営を黒字化する方法は簡単です。徹底してムダとロスを排除することです。
経営のコツ|景気とうまく付き合うコツ
経営理論だけで正しい判断を下せるほど会社経営は甘くありません。成功するには経営に失敗しないための「経営のコツ」を習得しなければなりません。身につけたい経営のコツを紹介しています。
成功する経営者の先行投資の考え方
成功したいと強く願っている経営者ほど先行投資に抵抗がありません。成功する為ならばお金も時間もどんどん使います。成功する経営者の先行投資の考え方を紹介しています。
中小企業が経営相談で業績を上げる方法
中小企業の業績は経営者の成長で決まります。経営者が自身の能力不足を自覚して経営相談を求めることはとても良いことです。経営相談をする前に理解すべき重要ポイントを紹介しています。
経営者が持つべき判断基準とは?
「経営判断の誤り」は、会社経営が行き詰る代表的な原因のひとつです。失敗しない会社経営を実現するには確固たる判断基準を経営者自身が持つ必要があります。果たして、その判断基準とは?
図解で簡単に分かる財務諸表の見方
経営者にとって財務諸表、なかでも貸借対照表と損益計算書の理解は必須といっても過言ではありません。図解で簡単に分かる財務諸表の見方を解説しています。
分かり易い減価償却の解説
中小企業経営者にとって減価償却ほどややこしく、分かりづらい会計制度はないのではないかと思います。減価償却の仕組みを分かり易く解説しています。
中小企業の資金繰りとは?
資金繰りとは会社の現預金の収入と支出の出納管理のことで、会社の安定経営を実現するうえで欠かせない重要な会計管理のひとつです。資金繰りの基本と重要性を紹介しています。
低価格路線や低価格戦略の末路
低価格路線や低価格戦略の末路は決して明るいものではありません。事実、中小企業の場合は低価格で経営に失敗するケースが少なくありません。価格で失敗しない経営の秘訣を紹介しています。
中小企業のIT戦略の基本
インターネットが経済に及ぼした影響は計り知れませんが、最も影響を与えた分野は「情報分野」ではないかと思います。情報を制するものは、経済を制するといわれております。中小企業がITを会社経営に活用する方法は無限にあります。
中小企業の人材育成で大切なこと
人材を人財に育て上げるには、経営者自身が正しい人事評価の尺度を持たなければなりません。なぜなら、様々なヒトに対して経営者自身が正しい人事評価の尺度を持ち合わせていないと組織を弱体化させかねない事態を招く恐れがあるからです。
組織力強化のためにすべき社長の仕事
組織力の強化は社長自身が積極的に参加しないと成功しません。社長が積極的に社員と関わることが理想の組織作りの第一歩なのです。組織力強化に欠かせない社長がすべき仕事を紹介しています。
成功者の共通点と成功する人の12の法則
成功している社長の実例から、成功者の共通点と成功する人の12の法則を紹介しています。成功を勝ち取りたければ成功者の言動を真似ることです。
運を呼び込む逆転の発想法
ビジネスを成功に導くために必要な要素に「お金」、「人脈」、「情報」、「才能」、「努力」などがありますが、これらに劣らぬ大事な要素があります。それは「運(うん)」です。運はビジネスを成功に導くために必要な重要な要素です。
経営者の成功を支える六方心
経営者が成功するには、高い経営能力と優れた人徳を身につける必要があります。そして、高い経営能力と優れた人徳を身につけるためには六方心を持たなければなりません。六方心とは「前後左右」に加えて「上下」に対しても心して対峙する姿勢を表した言葉です。

 
トップページ 全記事一覧 無料PDF冊子 無料経営講座 お問い合せ