経営改革の継続が企業存続の条件

中小企業の経営改革を成功させる方法

中小企業の経営改革|改革のステップと成功の方法

 

いつの時代も中小企業の経営は厳しい環境下におかれている。

 

大企業と中小企業の格差社会、経済のグローバル化、情報弱者の増加等々、、、

 

中小企業が厳しい時代を生き抜き100年、200年と続く会社を作るには、継続的な経営改革が欠かせない。

 

なぜなら、経営改革を怠り、万が一、事業価値が陳腐化してしまうと、あっという間に市場競争からはじき出されてしまうからだ。

 

中小企業の経営改革には様々な方法があるが、大別すると、次のふたつに分類することができる。

 

▶守りの経営姿勢からくる消極的経営改革

 

▶攻めの経営姿勢からくる積極的経営改革

 

例えば、経費削減、人員削減、コストカット、事業縮小等々は消極的経営改革である。

 

事業活動のムダムラは利益の垂れ流しなので重要な経営改革ではあるが、消極的経営改革一辺倒では、何れ企業は衰退していく。

 

一方、売上拡大、利益拡大、事業価値強化、ノウハウ強化、新規事業展開等々は積極的経営改革である。

 

安定的な成長基盤を整えるために必要不可欠な経営改革ではあるが、積極的経営改革一辺倒では、利益やコスト管理が甘くなりやすく、ひとつの躓きで会社が傾いてしまうリスクが残る。

 

会社の事業拡大の法則は、「売上の最大化と経費の最小化」を同時に進めるところにある。

 

従って、中小企業の経営改革を成功させるには、「消極的経営改革」と「積極的経営改革」の両輪を絶えず継続することが重要になる。

 

 

中小企業の経営改革を成功させるには?

 

中小企業の経営改革を成功させるには、第一に、経営改革のステップを理解することが欠かせない。

 

まず最初にすべきことは、会社の経営課題を把握することである。

 

経営課題を把握するうえで注意すべきことは勘に頼らないことだ。

 

なぜなら、勘に頼って捉える経営課題は、抽象的で根拠に乏しいことが多いからである。

 

経営課題の本質を外すと、そこから着手する戦略展開が全て的外れな結果となってしまう。

 

当然ながら、的外れな戦略展開は業績に貢献することはない。

 

むしろ、業績の足を引っ張り、会社が傾いてしまうこともあり得る。

 

経営課題の本質を捉えるには、「会社の数字」と「会社を取り巻く内外の経営環境」の精密な分析が必要だ。

 

会社を取り巻く内外の経営環境は、会社の強みと弱みを内外から検証しなければならない。

 

会社の数字は財務諸表だけではなく、顧客動向、商品収支、取引収支等々、あらゆる数字を活用し分析しなければならない。

 

会社の数字は正直である。

 

あらゆる数字を、あらゆる角度から分析すればするほど、確かな根拠が蓄積されていく。

 

そして、根拠の蓄積量が多ければ多いほど、経営課題の本質が、より正確に見えてくる。

 

経営課題の本質を捉えることができれば、経営改革は半ば成功したといっても過言ではない。

 

なぜなら、多くの中小企業は経営課題の本質を捉えることができずに、もがき苦しんでいるからだ。

 

例えば、わたしの経営指導先でも良くあることだが、経営者自身が経営課題だと思い込んでいることが、じつは会社の強みとして活かせる経営資源(武器)であることがある。

 

経営課題を見誤って、会社の経営資源(武器)を弱めてしまっては本末転倒もいいところである。

 

⇒⇒おススメ記事「スワット(SWOT)分析で会社の強みと弱みを知る方法」はこちら

 

 

経営課題の本質を捉えるには?

 

経営課題を見誤らないためには、何事も客観視できる冷静さが欠かせない。

 

物事を冷静に客観視するには、事実の細部を捉える虫の眼(ミクロ)と、俯瞰で物事を捉える鳥の眼(マクロ)の両方が必要だ。

 

例えば、会社の数字は虫の眼(ミクロ)で捉え、会社を取り巻く内外の経営環境は鳥の眼(マクロ)で捉えることができれば、会社の経営課題の本質にグッと迫ることができる。

 

経営課題の本質を捉えることができたら、後は課題解決のための戦略作りに移行する。

 

経営戦略は、本業に徹する、利益拡大、高付加価値等々、中小企業に適したものでなければならない。

 

なぜなら、経営課題同様、的外れな戦略は、中小企業の経営改革に少しも貢献しないからだ。

 

戦略が仕上がったら、後は行動(実行)するだけである。

 

経営改革の実行プランを仕上げて満足してしまう経営者が稀にいるが、大切なのは行動することだ。

 

行動しなければ、未来は1ミリも変わらない。

 

そして、行動には実績がついて回る。

 

実績を検証し、行動を修正し、消極的経営改革と積極的経営改革の両輪を継続している限り、会社の経営改革は正常に機能する。

 

経営改革の継続なくして、企業の持続的成長はない。

 

➡NEXT「赤字経営を黒字化する方法」へ

 




 


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