経営コンサルタント活用術

経営のプロを積極的に活用するメリット

経営のプロを積極的に活用するメリット

 

中小企業の成功ノウハウは企業の数ほどあります。

 

なぜなら、ヒト、モノ、カネ、情報などの経営資源のみならず、経営者の考え方や企業文化に至るまで、企業によって経営を取り巻く環境が十人十色に分かれているからです。

 

例えば、社長業を長くしている経営者であれば、他社の成功ノウハウや知り合いの社長から聞いた成功ノウハウを導入しても、自社ではなかなかうまく機能しなかった、という経験をお持ちかと思います。

 

実は、中小企業の業績の伸び悩みは、「自社にマッチした経営ノウハウが蓄積されていない」ことが大きな原因です。

 

自社にマッチした経営ノウハウは、正しい経営判断の繰り返しと、経営課題の抽出と解決から生み出されます。

 

会社経営はとても繊細ですので、経営判断を誤る、或いは、経営課題を見落とすと、いとも簡単に行き詰ってしまうことがあります。

 

わたし自身、倒産の危機に瀕した企業を幾度と見てきましたが、原因を辿ると大概はこの二つに集約されます。

 

失敗しない会社経営を遂行するには、プロ経営者としての知識と経験を身につけ、正しい経営判断を下し、経営課題を解決していくしかありません。

 

もしも経営者としての能力を鑑みてプロに達していない部分があるのであれば、早急に経営のプロの教えを受け、自身の能力不足を解消する努力が必要です。

 

 

経営のプロの選び方

 

教えを受ける経営のプロは社外であっても、社内であっても問題ありませんが、自分よりも先行して成功している人間を選ぶ必要があります。

 

 

例えば、会社経営の分野においては経営コンサルタントが適任です。

 

但し、欧米諸国に比べると、日本のコンサルタントは非常にレベルが低い人間も紛れ込んでいますので人選には注意が必要です。

 

人選を間違えると、会社が成長するどころか衰退することもあります。

 

会社経営の指導に特化している経営コンサルタントには3つの役割があります。

 

・正しい経営判断を支える“経営ブレーン”

 

・経営課題を抽出し解決する“経営ドクター”

 

・経営者の孤独を解消する“メンター”

 

優れた経営コンサルタントには、成長を後押しする処方箋の提示力、経営改革(外科的手術)に対応する経営技術力、そして、経営者の孤独を和らげる精神安定剤的な能力が備わっています。

 

まさにブレーンであり、ドクターであり、メンターであるというのが経営のプロの条件ではないかと思います。

 

経営のプロから教えを受けることは、自身の経営能力を高める一番の近道です。

 

 

経営のプロを活用している経営者はどれくらいいるのか?

 

経営のプロを活用している中小企業は決して多くありません。

 

 

例えば、倒産の危機に瀕した会社に調査で入ってみると、大概の会社でコンサルタントが在籍した形跡が残っています。

 

会社が成長するどころか、会社が衰退してしまっているわけですから経営のプロではないのは明らかですが、この手のケースは実に多くの中小企業で起きています。

 

ミスマッチの原因は、経営者の成功ビジョンが明確になっていない、或いは、経営者にコンサルタントの能力を見極める眼が無かったなどが挙げられますが、これでは、せっかく投じたお金も時間も無駄遣いとなってしまいます。

 

また、税理士の先生が経営のプロであると信じ込んでいる経営者も数多くいます。

 

税理士は税務のプロではありますが、経営のプロではありません。

 

税理士の指導に基づいて会社が良くなったという話は聞きませんし、そもそも税理士の側も経営指導する義務を負っていないのが殆どです。

 

一年間で企業が倒産(清算・廃業含む)する件数は約2万5千社です。

 

倒産企業の大部分に顧問税理士の存在がいますが、このことからも税理士が経営のプロとして責任を負っていないことが分かるかと思います。

 

因みに、下記チェックリストに1項目でも当てはまる場合は、その税理士の経営アドバイスは参考にならないと思った方が良いです。

 

☑顧問料が月額5万円以下

 

☑費用の仕訳勘定科目の種類が少ない

 

☑月次決算書の作成を税理士に丸投げしている

 

☑月次決算書の仕上がりが月初1週間以内に上がってこない

 

☑減価償却や接待交際費等の経費を調整して利益操作している

 

 

プロになりたければプロを受け入れるしかない

 

先にプロになるためには、自分よりも先行して成功している人間を選ぶ必要があると説明しましたが、他人を受け入れることに抵抗感を覚える気持ちも理解できます。

 

 

なぜなら普通の人は、他人を受け入れるストレス、新たにお金と時間を投じるストレスを気にして、はじめの一歩に躊躇してしまうからです。

 

波風の立たないストレスフリーな日々は、変化のない平々凡々の日々を過ごすのが一番です。

 

しかしながら、そのような平々凡々な日々からは、成長や進歩は生まれません。

 

どこかで新たな一歩を踏み出さない限り、今の自分を超えることは困難なのです。

 

経営者には、会社を成長発展に導く責務があります。

 

プロからの教えや新たな領域に一歩踏み入れるストレスを進んで受け入れるくらいの気持ちがなければ会社を成長発展に導くことはできません。

 

経営のプロになりたければ、経営のプロに教えを受けるのが最も効果的で賢い選択なのです。

 

 

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