中小・中堅企業向け経営コンサルタントの条件|有能コンサルの条件から相場まで徹底解説

中小・中堅企業向けの経営コンサルタント|経営コンサル選びで失敗しない秘訣

 

中小・中堅企業向けの有能な経営コンサルタントの最低条件は二つある。

 

ひとつは「中小企業の経営経験があること」、もう一つは「会計の知識があること」だ。つまり、優れた経営力と数字力が有能な経営コンサルタントの絶対条件になる。

 

この記事では、中小・中堅企業向け経営コンサルタントの条件について、詳しく解説する。

 

 

経営コンサル選びで失敗しない秘訣

 

経営者が有能な経営コンサルタントと巡り合える確率は高くなく、むしろ、コンサル選びに失敗する確率の方が高く、事実、コンサル選びに失敗して会社が衰退した中小企業は決して少なくない。

 

経営コンサルタントの専門分野は多岐に亘り、経営面(社長業)、人事面、製造面、営業面、開発面、等々、その分野は様々ある。

 

万が一、コンサルの専門分野を見誤ると、ミスマッチに陥り、会社が衰退することもあり得る。或いは、経営コンサルに会社を食い物にされる。

 

コンサル選びで失敗しないためには、こちらのニーズ(問題の本質)とコンサル側の専門分野をしっかり見極める必要がある。

 

例えば、中小・中堅企業の成長をけん引するコンサルであれば、部分コンサルではなく、経営力と数字力に長けた経営コンサルタントが適任だ。

 

企業成長を阻害する経営課題の本質は、経営の専門家の眼から診ないと的確に捉えることができないからだ。

 

 

経営の専門家といえるコンサルタント条件

 

会社衰退の根本原因は経営課題の見落としに行き着くが、経営の専門家であるコンサルタントであれば、部分コンサルが見落とす恐れがある経営課題の本質を的確に捉えることができる。

 

このような経営の専門家といえる「経営コンサルタントの条件」は冒頭で挙げた下記2つの条件を満たしていて、

 

・会計の基礎知識がある

 

・中小企業の会社経営の経験があり、主に中小企業の経営コンサルを行っている

 

中小企業の経営経験がなければ社長業(経営専門のコンサルタント)は務まらない。また、会計知識がなければ、事業活動の全ての結果が表れ、なお且つ、重要な判断材料になり得る会社の数字を読み解くことができない。

 

なお且つ、下記5つの質問に的確に回答できれば、有能な経営コンサルタントといえる。

 

・1年後の業績を予測できますか?

 

・現状の経営課題を説明できますか?

 

・経営課題の具体的改善プランを提示できますか?

 

・経営改善の効果を測定できますか?

 

・会社の利益(顧客)を拡大することができますか?

 

会社の成長発展を支えるのは利益(顧客)である。従って、利益(顧客)拡大に貢献できない経営コンサルタントには、会社の成長を牽引することはできない。

 

あとは直に面談して相性が合うか、経営方針が合うか等の確認作業を行い、問題なければ依頼するのが良いだろう。

 

質問に対して曖昧な回答しか返ってこない経営コンサルタントであれば、依頼を見合わせた方が良いだろう。

 

もしかしたら、その経営コンサルタントは単純に経営力が低いか、または、経営の一部分を専門とする部分コンサルタントかも知れない。

 

 

有能な経営コンサルタントに備わっている資質

 

有能な経営コンサルタントには、

 

・正しい経営判断を支える経営ブレーン

 

・経営課題を発掘解決する経営ドクター

 

・経営者の孤独と不安を解消するメンター

 

としての役割と資質が十分に備わっていて、ブレーンとして、或いは、ドクターやメンターとして、常に新しい未来を提示できる実力を有してることが、有能なコンサルタントの条件になる。

 

経営コンサルタントの活用は、会社の成長スピードを加速する有効な手段なので、上記条件に合致する経営コンサルタントと巡り合えれば、その効果は飛躍的に高まる。

 

なお、経営コンサルタントに仕事を依頼すると、必ず、初期診断が実施される。

 

初期診断なしで経営指導を始めようとする経営コンサルタントは経営の専門家ではないので、注意が必要だ。

 

事前に会社の経営状況を理解しなければ、正しい経営指導ができないことは想像に難くないだろう。例えれば、診察なしで、治療や薬を処方しようとする医者のようなものだ。

 

経営コンサルタントとの長期契約に抵抗を感じる場合は、初期診断の内容を確認したうえで、半年から1年更新の長期契約に移行するのが良いだろう。

 

また、初期診断の内容に物足りなさを感じたり、経営者自身の力で提示された経営改善プランを遂行できるのであれば、その先の長期契約を結ばずに、そこで終わりにするのもひとつの選択だ。

 

【関連記事】経営コンサルタントの経営診断手法

 

 

経営コンサルタントの相場

 

中小企業向けの経営コンサルタントの相場はピンキリだが、概ね月額10万~30万円(経営診断・経営相談・経営指導料込)が有能な経営コンサルタントの相場になる。

 

有能な経営コンサルタントはコンサル報酬以上の利益を会社にもたらしてくれるので、経営者の参謀としてコンサルタントを抱えるのは賢い選択だ。

 

また、経営者は社員に相談できないことをたくさん抱えるので、相談役(精神的支柱)というメリットもある。

 

さらに、経営コンサルタントが保有している有益な経営ノウハウを吸収できるというメリットもあるので、費用対効果は高い。

 

目星をつけている経営コンサルタントに仕事を依頼するか否か迷っている場合は、経営相談を申し込んで経営者が抱えている悩みや会社の課題をぶつけてみるのもひとつの選択だ。

 

経営相談の報酬相場はせいぜい1時間1~3万円程度である。(目的がコンサル検討の場合は無料が多い)

 

面談時の受け答えを聞いて、信頼感が増せば依頼すればいいだろうし、踏み切れない場合は納得できるまで話し合うのが良いだろう。

 

伊藤のワンポイント

安定経営の実現に経営コンサルタントの活用ほど効果的な方法はありません。経営の客観性が高まり、失敗リスクが減り、成長スピードが加速するからです。問題は、ミスマッチに陥らないことです。経営コンサルタントの活用にご興味のある経営者は、伊藤が主催する経営セミナーにお気軽にお越しください。

 

➡NEXT「経営コンサルの失敗しない選び方」へ

 

 

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