付加価値を追求して売上を上げる方法

付加価値を追求して売上を上げる方法

 

付加価値を追求して売上を上げる方法は中小企業に適した戦略だ。

 

なぜなら、高い付加価値を追求するほど、「コレでなければならぬ」、或いは、「ココでなければならぬ」、というオンリーワン要素が色濃くなるからだ。

 

当然ながら、オンリーワン要素が色濃くなれば売上が安定し、顧客が増えるほど売上も増えるという好循環が回り始める。

 

また、オンリーワン要素は中小企業の存続を支える大きな経営資源になるので、付加価値の追求は会社経営の根幹を成す活動といっても過言ではない。

 

商品やサービスの付加価値を追求して売上を上げるには徹底した深堀りが欠かせない。

 

既存の商品、或いは、既存の市場など等、どんなものであっても、徹底的に深掘りすると新しい付加価値が必ず生まれるものだ。

 

機能開発、用途開発、顧客開発、容器開発、市場開発、効果効能開発など等、付加価値を追求する深掘り分野は数多くある。

 

また、デメリットがメリットになったり、不便が強みになったり、視点や感性を変えるだけで付加価値が発見できる場合もある。

 

新しい売上を上げるための深堀りは意外と多くの中小企業で徹底されていない。

 

売上が横ばい、或いは、売上が下降している中小企業は、闇雲な売上拡大に走る前に深掘りで商品やサービスの付加価値をチェックしてみることをおススメする。

 

 

付加価値の追求に終わりはない

 

付加価値の追求に終わりはない。

 

なぜなら、この取り組みを少しでも怠ると商品やサービスの価値があっという間に陳腐化するからだ。

 

価値が陳腐化するということは、市場で売れなくなるということだが、一度陳腐化した価値を再び高めて売上を上げることは至難の業になる。

 

商品やサービスの価値を高めて売上を上げるには、終わりのない付加価値の追求が欠かせないのだ。

 

とにかく、経営資源が乏しい中小企業が高い競争力を維持するには、この商品、或いは、この仕事や領域なら誰にも負けないと言い切れるほどの付加価値を作り上げる必要がある。

 

付加価値の追求なくして、会社の存続も、売上が上がることもない。

 

また、生産性改善やコスト削減などの収益体質の改善も付加価値を押し上げる効果がある。

 

競合他社よりも低コストで同等の商品やサービスが提供できれば競争力が高まり、結果として売上が上がるからだ。