ボトルネックの改善方法

ボトルネックの解消方法

ボトルネックの解消方法

 

ボトルネックとは瓶の首にあたる部分で、流れをせき止めている部分、つまり、流れの障害になっている部分を表します。

 

経営課題、会社の弱み、顧客の要望など等、会社の成長を阻害する要因は全てボトルネックといえます。

 

当然ながら、ボトルネックを解消せずに放置したままでは、会社の成長は鈍化、或いは、衰退する一方となってしまいます。

 

会社経営の至るところに潜んでいるボトルネックを如何に見つけ出し、如何に素早く解消できるかが会社の成長を決定づけるといっても過言ではないのです。

 

 

最大のボトルネックは何か?

 

会社経営において、最大のボトルネックは赤字経営(ギリギリの黒字経営も同様)です。

 

なぜなら、利益の出ない赤字経営では、成長投資の原資を捻出することができないからです。

 

成長投資は、会社発展に不可欠な要素です。成長投資なくして、会社の発展はないのです。

 

赤字経営は、会社の成長を阻害するだけでなく、明るい未来の可能性を全て消し去るほど大きなボトルネックといっても過言ではありません。

 

当然ながら、この最大のボトルネックを解消しない限り、会社発展の道筋は見えてきません。

 

 

赤字経営というボトルネックを解消する方法

 

赤字経営というボトルネックを解消する方法は様々なアプローチがありますが、利益の最大化を図れば自ずと赤字経営は脱却できます。

 

利益の最大化は、〔売上の最大化+経費の最小化〕という公式で達成することができます。

 

どんな会社にも応用できる、簡単かつ実践的な方法を紹介します。

 

 

コスト削減(経費の最小化)

 

売上-コスト=利益ですので、コストの増減は、即、利益の増減に繋がります。

 

赤字経営とは、売上よりも過分にコストがかかっている極めて歪な損益状態に陥っているということですので、コスト削減は赤字脱却に欠かせない取り組みです。

 

コスト削減は下記ステップで行います。

ステップ1

売上総利益高経費率を求めます。計算式は、〔(経費÷売上総利益)×100〕で求めることができます。

ステップ2

適正水準90%を超過しているパーセンテージを算出します。(例:売上総利益高経費率が102%であれば、90%-102%=▲12%)

ステップ3

コスト削減の目標金額を算出します。計算式は、〔売上総利益×超過パーセンテージ〕で求めることができます。(例:売上総利益が1億円で超過パーセンテージが▲12%であれば、1億円×▲12%=コスト削減目標金額1.2千万円)

 

ボトルネックの探し方

経費(科目毎)の合計を降順(大きな値⇒小さな値へ)に並び替えて、上位5つを選別します。大概の会社は1位が人件費となりますが、2位以降は業種業態によって変わります。

 

ボトルネック解消のしかた

合計金額の大きな経費を削減する方法を考案し、コスト削減を実行します。大きな経費は改善余地が最もあるコストであり、少しの改善で大きな効果(経費の最初化)を生み出すコストでもあります。

 

どう考えてもコスト削減の余地が見つからないということであれば、売上総利益の絶対量が足りないということです。その場合は、売上総利益率(粗利率)の改善に取り組み、ボトルネックを解消します。

 

 

売上のABC分析(売上の最大化)

 

売上のABC分析は「20:80の法則(パレートの法則)」を用いて分析します。

 

20:80の法則(パレートの法則)とは、全体の数値の大部分(80%)は、全体を構成するうちの一部(20%)の要素が生み出しているという理論です。

 

売上であれば、全体の80%の売上は、20%の顧客が生み出している、ということです。

 

売上のABC分析は下記ステップで行います。

ステップ1

取引先別の売上一覧表を作成し、降順(大きな値⇒小さな値へ)に並び替えます。

ステップ2

総売上高に対する取引先別の構成比率を算出します。

ステップ3

降順に沿って、構成比率の累計合計を算出します。

 

ABC評価は下記の通りです。

A評価

累計構成比率50%未満の取引先

B評価

累計構成比率50%~80%未満の取引先

C評価

累計構成比率80%以降の取引先

 

ボトルネックの探し方

A評価とB評価の取引先が全体の20%であれば標準ですが、20%を下回っている場合は、貢献度の高い取引先が少ないと判断できます。言い換えると、売上に貢献していない取引先が多すぎるということです。

 

ボトルネック解消のしかた

売上に貢献していないC評価の取引先に対して、会社の労力(生産性)を振り向けず、すべての労力をA評価とB評価に振り向ければ、自ずとC評価が自然消滅し、A評価とB評価の売上金額が増え、ボトルネックが解消されていきます。

 

 

 

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