会社の数字に強くなる方法|経営者の数字力が会社の成長を牽引する

会社の数字に強くなる方法

 

数字に強くなることは、経営者の絶対条件になる。

 

なぜなら、数字に強くなることが、安定経営の絶対条件になるからだ。

 

この記事では、会社の数字に強くなる方法について、詳しく解説する。

 

 

数字に強くなることが成功条件

 

数字に強くなることが、安定経営の絶対条件になる。

 

なぜなら、事業活動の結果は全て数字に表れ、数字を無視した会社経営に成功はないからだ。

 

事実、倒産の危機に陥る中小企業の経営者は総じて数字に弱く、安定的に会社を成長させている中小企業の経営者は総じて数字に強い。

 

中小企業経営者にとって、数字に弱いというのは致命的な欠点になり、数字に強くなることが安定経営、強いては、成功の絶対条件になるのだ。

 

【関連記事】図解で簡単に分かる財務諸表の見方

 

 

数字に強くなることの必要性

 

数字に強くなることの必要性は簡単だ。

 

経営者が数字に強くなれば、会社の経営力も上がるからだ。

 

数字力と経営力、そして、経営力と業績は比例関係にあり、数字に強くなるほど経営力が上がり、経営力が上がるほど業績が上がる

 

なぜ、数字に強くなると経営力が上がるかというと、正しい経営判断を支える根拠になり得る数字の活用が多彩になり、判断ミスが少なくなるからだ。

 

逆に、数字に強くない社長は、数字を見落としたまま会社経営を続けるので失敗リスクが高まる。

 

会社の数字を無視した会社経営は、標識や信号を無視して自由気ままに自動車を運転しているようなもので、これでは、何れ事故を起こすことは想像に難くないだろう。

 

会社経営は、事業活動の結果である数字を起点に経営采配することで安定経営の基盤が整う。成功するには、数字に強くなる必要があるのだ。

 

 

数字に強くなるには何をすべきか?

 

数字に強くなるためには何をすべきか?

 

例えば、「この経営者は数字に強い社長です」と紹介された場合、あなたはどんなイメージを抱くだろうか?

 

普通は、財務諸表をスラスラと読み解き、会社の数字を上手に活用している経営者像をイメージするのではないかと思う。

 

財務諸表をスラスラ読み解くには、それなりの知識と訓練が必要だし、簿記や会計の素人が簡単に理解できるものではない。

 

だからといって、簿記や会計の勉強をすれば良いのかというと、そうでもない。

 

例えば、もともと数字に弱い経営者が簿記や会計の勉強しても、結局、財務諸表が理解できずに終わり、かえって嫌いになってしまうことがある。(財務諸表に苦手意識を持っている中小企業経営者は典型になる)

 

数字に強くなるためには、財務諸表の理解が不可欠と思っている経営者が多いが、じつは、ここに、大きな勘違いがある。

 

数字に強い社長は、初めから財務諸表が理解できた訳ではなく、結果として、財務諸表が理解できるようになったケースが多い。

 

 

会社の数字に強くなる方法と習慣

 

財務諸表の理解は、数字に強くなるための習慣ひとつで深めることができる。

 

具体的には、会社の数字に強くなるための「はじめの一歩」として、財務諸表から数字を拾い、有益な数字に変換する管理会計の実践がお薦めだ。

 

管理会計は簡単で、売上成長率や営業利益成長率の計算も管理会計になる。

 

売上成長率と営業利益成長率は「売上高」と「営業利益」の僅か二つの数字を使って計算する事ができ、この売上と利益の成長率が分かると、会社の事業規模の伸縮が判定できる。

 

計算式

 

売上成長率=〔(当期売上高-前期売上高)÷前期売上高〕×100

 

営業利益成長率=〔(当期営業利益-前期営業利益)÷前期営業利益〕×100

 

計算例

当期:売上高1,500万円 営業利益 100万円

前期:売上高1,200万円 営業利益 90万円

 

売上成長率=〔(1,500-1,200)÷1,200〕×100=25%

 

営業利益成長率=〔(100-90)÷90〕×100=11.1%

 

判定例

上記例のように、売上高、営業利益、共にプラス成長であれば、順調に会社の事業規模が拡大していることが分かる。

 

これが、共にマイナスであれば、会社の事業規模が縮小していることが分かる。

 

売上高がプラスで営業利益がマイナスであれば、商品、或いはサービスが価格競争に巻き込まれていて、事業の収益性が低下していることが分かる。

 

売上高がマイナスで営業利益がプラスであれば、事業規模は縮小しているが、商品、或いはサービスの収益性は高まっていることが分かる。

 

このように、売上高と営業利益、たった二つの数字を有益な情報に変換するだけで、会社の経営状態が浮き彫りになる。

 

数字に強くなる社長が習慣づけしているのは、管理会計の実践ひとつである。

 

この習慣が定着すると、数字に弱い社長であっても、僅か数ヵ月で数字に強くなることができる。

 

 

数字に強くなる管理会計の基本概要

 

最後に、数字に強くなる管理会計基本概要について解説する。

 

管理会計とは財務諸表等の経営データの数値を有益な情報に変換、管理、運用し経営力を高める会計手法のことだ。

 

管理会計は、四則演算(加減乗除・+-×÷)の世界なので、簿記や会計の知識ゼロでも簡単に習得することができる。

 

しかも、管理会計は会社の活きた数字を使うので、日常的に運用することで数字力と共に経営力が一段と向上する。しっかり運用すれば、三ヵ月程度で、数字に強くなること可能だ。

 

会社経営は、勘や経験だけでは心許なく、数字無視の経営は失敗リスクが高い。

 

資本力の乏しい中小企業は、たった一つの小さな判断ミスが原因で会社経営が傾くこともあるので、正しい経営判断の根拠になり得る数字という根拠が大切になる。

 

数字に強くなる方法は簡単だ。今日からでも管理会計を実践してほしい。

 

伊藤のワンポイント

経営者が数字に強くなれば間違いなく会社の経営力が上がります。特に管理会計の運用は成功の必須条件と言っても過言ではありませんので、しっかり運用することをお薦めします。どうしても数字が不得意な経営者は、数字に強い参謀(ブレーン)をつけることで経営力を上げることができます。

 

➡NEXT「ビジネスの数字を一から勉強する|ビジネスの成功は数字にある」へ

 

 

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