
基本×基本=安定経営、
基本なくして会社経営の成功なし。これが会社経営を成功に導く公式だ。
この記事では、会社経営における基本の重要性から習得すべき基本スキルに至るまで、詳しく解説する。

すべての応用問題は「基本×基本」で答えが明らかになるが、会社経営も例外ではない。
会社経営の基本が社長に身についていなければ、様々な経営課題を解決する能力が低下し、ほんの少しの環境変化と共に会社が衰退するからだ。
基本を疎かにした会社経営は極めて危険で、失敗リスクが膨らむ一方になる。会社経営の基本なくして成功はないといっても過言ではない。
例えば、世間で突出した才能を発揮する人の事を型破りと形容するが、基本の型があるからこそ型破りが成功するのであって、基本の型がなければ、ただの型なし人間であり、成功も長くは続かない。
修行過程の進歩を表す言葉の「守破離」もスタートは基本になる。最初は基本を守り、その基本を進化させて破り、基本を最適化し最初の基本から離れる、そして最初の基本の厚みが更に増し、一段と成長する。
どんな分野、どんな領域、どんな境遇においても、基本がすべての成長、あるいは、成功の原動力になるのだ。

会社経営に成功するには基本の習得が不可欠だが、基本を疎かにした自己流の会社経営に陥っている中小企業は少なくない。
基本が定着していない会社であっても、好調がキープできていれば問題ないが、大半の会社は業績に波があり、さらに言えば、中小企業の約7割は赤字経営と云われている。
赤字経営を健全化し、安定経営を確立するには、自己流の会社経営に走るのではなく、会社経営の基本を一つひとつ着実に習得するほかない。
顧客創造、利益拡大、資金拡大、顧客満足、社員満足、付加価値研鑽など、安定経営を支える経営の基本要素はたくさんある。
経営者が基本を習得し、自社の会社経営の采配なり仕組みなりに基本を定着させることが安定経営を作る正攻法であり、成功の秘訣になる。

会社経営の基本は様々あるが、最低限身につけておきたい基本を紹介する。
それは経営者の「マインド・分析力・人間力」の基本スキルだ。この3つの基本スキルが身についていれば会社経営の成功率が自ずと上がる。
マインドは、責任感、感謝力、モラル等をなるべく早い時期に自覚・実践することが大切で、分析力は、客観的思考や財務分析等のスキルを磨くことが大切になる。
人間力は、信念、理念、哲学、熱意、根性、器量、度量、審美眼、芸術性等、その人間のあり様を表す要素を人並み外れたレベルで発揮することが大切になる。
とにかく、マインド・分析力・人間力、この3つの基本スキルを社長が磨くほど、成果が出しやすい経営基盤が整い、好調をキープし易くなる。すべてを独りで磨く必要はない。得意な社員や専門家の力を借りて、3つの基本スキルの総合力を高める努力をするだけで十分に結果が出る。

未来を100%当てることは誰にもできない。
つまり、経営者のすべての決断には失敗のリスクがあり、日常的に前例のない決断を迫られることになる。
こうした状況下であっても、基本の引き出しが沢山あれば決断に失敗するリスクは小さくなる。大概の経営課題は基本×基本で解決できるし、たとえ難題であっても、基本×何乗かの掛け合わせで解決できるからだ。
当サイトには、会社経営の基本ノウハウを沢山公開している。成功したければ、とにかく、基本を習得することに尽きる。隅々までご覧頂き、一つでも多くの基本を習得してほしい。
会社経営を成功に導く公式「基本×基本=安定経営」を体得することが、企業の永続性確立を担う経営者の使命といっても過言ではない。
(この記事は2020年1月に執筆掲載しました)