経営の法則が分かれば会社は自然と成長する

 

会社経営にはどんな企業にも当てはまる普遍的な法則がある。

 

その経営の法則を抑えた会社経営を実践すると、会社は自然と成長する。

 

この記事では、経営の法則の中でも代表的な2:6:2の法則、経営力の法則、逆転現象の法則について、詳しく解説する。

 

【この記事の目次】
  1. 2:6:2の法則
  2. 経営力の法則
  3. 逆転現象の法則

 

2:6:2の法則

 

殆どの集団は、上位2:中間6:下位2の割合に分かれると言われている。

 

例えば、組織、顧客、取引先は2:6:2の法則の通りに形成され、更には、上位2割の中にも2:6:2の法則が形成されていると言われている。

 

この2:6:2の法則を会社経営に当てはめると、様々な局面で生産性を高めることができる。

 

会社組織においては、2幹部層:6中堅層:2若手層という2:6:2の法則に近づける人事政策を推進すると、組織の生産性が向上し易くなる。

 

販売面においては、2優良顧客:6標準顧客:2下位顧客という構成分析に基づいて、優良顧客に対して積極攻勢をかける一方で、下位顧客の採算改善を進めると、売上拡大と収益改善の効果が同時に得られる。

 

また、下位2割を切り捨てたとしても2:6:2の法則は断ち切れないので、下位2割を不用意に切り捨てるのではなく、全体レベルを丁寧に底上げする取り組みを定着させた方が、会社全体の生産性は高まる。

 

 

経営力の法則

 

企業の盛衰は経営力で決まる。

 

経営力とは会社経営全般に影響を及ぼす力の事だが、簡単に言えば社長の力量である。つまり、社長の力量以上に会社は大きくならない。

 

また、すべての衰退企業は、景気悪化や競合台頭等の外部要因(天災や不可抗力は除く)によって衰退しているのではなく、経営力の低下によって衰退している。

 

経営力さえあれば、景気悪化や競合台頭等の課題に対して、先手先手で対策を打ち、どんな逆境をも乗り越えてしまうからだ。

 

この経営力の法則に照らせば、社長の力量磨きがいかに大切か分かる。

 

また、自分の力量を正確に把握し、力量不足を補う人財を周囲に固めることの重要性も分かる。

 

社長が誰よりも熱心に経営の勉強に取組み、社内外の人財活用を積極的に推進するほど、会社の繁栄スピードは確実に加速する。

 

 

逆転現象の法則

 

期待と結果は反比例する。

 

会社経営者であれば、この逆転現象の法則を幾度も経験していると思う。

 

期待した新商品が思いのほか売れなかった、期待した社員が思いのほか伸びなかった等は良くあるパターンだ。

 

こうした逆転現象に一喜一憂しないために意識することは、結果に対して過度な期待を持たずに、今やるべき事や目の前のコントロールできることに全力を尽くすことだ。

 

何事も、やり尽くした後の結果は素直に受け入れられるものだ。

 

また、どんな結果も受容する精神力が身につくと、結果の良し悪しで一喜一憂しなくなる。当然ながら、経営姿勢もブレなくなる。

 

この逆転現象の法則は、会社経営の基本原則にも表れる。

 

例えば、会社経営は何もせずにいると、売上・利益・顧客等の増えて欲しいものが減り、在庫・経費・ミス等の減って欲しいものが増える。

 

増加を欲すれば減少し、減少を欲すれば増加する。

 

この増願減少・減願増加の法則を打破するには、徹底努力と徹底管理を実践するほかない。いわゆる経営改善の定着である。

 

今のままでよい、変える必要はないと思うのではなく、今よりもベストな状態を目指して、変化・進化を追求する姿勢が、企業繁栄の確かな法則になるのだ。

 

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※当サイトの全てのコラム記事はビジネスコンサルティング・ジャパン(株)代表取締役社長の伊藤が執筆しています

 





 


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