目標を誤ると経営を誤る!?

使える経営目標と使えない経営目標

使える経営目標と使えない経営目標

 

中小企業において、

 

使える経営目標、

 

使えない経営目標、

 

あなたの会社が選択しているのはどちらでしょうか?

 

経営目標を掲げて経営改善に取り組む姿勢なくして企業の成長発展はあり得ません。

 

しかしながら、使えない経営目標を闇雲に掲げてしまうと、的外れな経営改善、或いは非効率な経営改善に陥ることがあります。

 

例えば、次のような経営目標を掲げている中小企業が夫々あったとします。

 

・業界平均を達成するぞ!

 

・業界トップを目指すぞ!

 

経営目標に「業界平均」を採用している中小企業がありますが、業界平均は使えない目標の代表例です。

 

両者の経営目標の質は段違いで、目標を実現した後の結果の差は計り知れません。

 

当然ながら、「業界トップを目指すぞ!」の目標の方が中小企業の成長発展に大きく貢献します。

 

実は、業界平均はまったく使えない経営目標です。

 

「業界平均」という響きの良さと安心感がありますが、とてもレベルの低い目標なのです。

 

なぜなら、業界平均には、良い会社だけでなく、悪い会社の数字も混入しているからです。

 

業界平均の構造のイメージ図です。

 

 

イメージ図は横軸が売上高、縦軸が利益率になっており、交差点が業界平均値になっています。

 

ご覧の通り、トップ企業集団の数値を下位集団が引っ張る形で、業界平均(交差点)が形作られています。

 

業界平均が経営目標として如何に使えないものかお分かりになると思います。

 

 

使える経営目標は大きな成果を生み出す!!

 

他力本願ではなく自力本願が企業経営の本質です。

 

つまり、他人に合わせた経営改善よりも自分を正す経営改善に徹した方がより大きな改善成果が生まれるということです。

 

中小企業の持続的成長を支える大きな要素は利益の最大化ですので、経営改善のコツは、「収入を増やし支出を減らす」ことに集約されます。

 

自分の経営を正す部分がないか否かを絶えず客観的な目で見つめ続ければ、いくらでも改善部分は出てくるものです。

 

確かな経営目標を掲げた上で、経営目標(Plan)→経営改善(Do)→効果検証(Check)→行動修正(Action)の改善サイクルを回せば、自ずと確かな成果が生み出されます。

 

 

中小企業の経営管理に導入したい「使える経営目標」

 

最後に、中小企業の経営管理に導入したい「使える経営目標」の一例を紹介します。

 

自己資本比率

自己資本比率は会社の資本力や安定経営の度合いを示す経営指標です。目標水準は50%以上です。盤石な収益体制の確立と投資効率の向上が改善のポイントです。【計算式:(自己資本÷総資本)×100】

 

売上総利益高経費率

売上総利益高経費率は経営のムダとムラの度合いを示す経営指標です。目標水準は80%です。少ない経費で如何に大きな売上を作るかが改善のポイントです。【計算式:(販売管理費÷売上総利益)×100】

 

売上総利益高営業利益率

売上総利益高営業利益率は企業の収益性を示す経営指標です。目標水準は20%です。少ない原価と経費で如何に大きな売上を作るかが改善のポイントです。【計算式:(営業利益÷売上総利益)×100】

 

一人一時間当たり付加価値

一人一時間当たり付加価値は1人の社員が1時間で生み出す会社の付加価値です。目標水準は「常に増加」です。少ない人数で如何に利益の最大化を図るかが改善のポイントです。骨太な経営体質が望ましい中小企業にとって最も使える経営目標といっても過言ではありません。【計算式:(付加価値÷総労働時間)×100】

 

 

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