失敗しない会社経営のコツ

中小企業の経営者を支える経営ノウハウ情報局

経営のコツと景気とうまく付き合うコツ

経営のコツと景気とうまく付き合うコツ

 

会社経営を成功させるには、経営に失敗しないための「経営のコツ」を習得しなければならない。

 

とはいっても、経営のコツを習得することは容易ではない。

 

例えば、大学や専門学校で経営学や会計学を優秀な成績で修めたとしても、実践のない経営理論は役に立たないし、優秀な経営者になれるとも限らない。

 

なぜ実践の伴わない経営理論が役に立たないのかと言うと、会社経営は生き物のごとくたえず状況が変化するため、ひとつの判断基準が通用しないことが度々起きるからだ。

 

経済の多様性は増しているので、経営判断をする上で考えなければいけない領域は益々広がり、益々複雑化されている。

 

経営理論だけで正しい判断を下せるほど、中小企業の会社経営は甘くないのだ。

 

経営のコツは、会社経営の実践が伴って、はじめて確かなものに育つ。

 

そして、経営のコツを抑えている限りは会社が大きく傾くことはない。

 

早速、失敗しない会社経営に欠かせない経営のコツを2つ紹介しよう。

 

 

景気とうまく付き合うコツ

 

景気とうまく付き合うコツを習得していれば、大きく経営を誤るリスクが低くなる。

 

なぜなら、景気は時代と共に変化し、会社経営に大きな影響を及ぼすからだ。

 

例えば、景気が良ければ消費が拡大するので、自然と景気の恩恵に預かる会社が増加する。

 

一方、景気が悪ければ消費が縮小するので、企業の商品やサービスは厳しい選択の眼にさらされ、事業価値の低い会社は厳しい環境下での経営を余儀なくされてしまう。

 

中小企業が景気に左右されないためには、日頃から景気に打ち克つ経営を実行することが大切だ。

 

事実、たとえ景気が悪化したとしても健全な経営が持続できている中小企業は沢山ある。

 

☑景気の悪化と共に事業が衰退していく中小企業

 

☑景気の良し悪しに関係なく良好な会社経営を持続している中小企業

 

両者の違いは一体どこにあるのだろうか?

 

 

有利な方につくことを表した「勝ち馬に乗る」という言葉があるが、中小企業の会社経営も例外ではない。

 

景気が良いとき、つまり、外部環境が有利な時は積極経営、景気が悪いとき、つまり、外部環境が不利な時は堅実経営というように、メリハリをつけた会社経営を実行することが、景気に左右され難い経営環境を整えるコツである。

 

例えば、追い風と向かい風、走りやすいのはどちらか?

 

答えは明白だろう。

 

中小企業の会社経営においても、追い風(好景気)のときは困難が少なく、向かい風(不景気)のときは困難が多くなるものだ。

 

向かい風で困難が多いにも関わらず、無理をして突進しようとすると、途中で転んだり、キズがついたりと、会社経営に大きなダメージを受ける場合もある。

 

不景気の時は、ジタバタせずにどっしり構えて、ムダムラを徹底して排除する、現状の商品やサービスの付加価値を再検証する、設備の保守保全を徹底する、社員教育を充実させる、など等、派手な投資は行わずに堅実な会社経営を心掛けた方が、失敗リスクを低く抑えられる。

 

逆に、好景気の時は、不景気の時に努力で蓄積した付加価値を一斉に開花させるチャンスだ。

 

追い風で困難が多くないので、新商品の投入、新市場の開拓、など等、業績拡大に貢献する取り組みの効果を最大化しやすくなる。

 

このように考えると、好景気時の積極経営は「ローリスクハイリターン」、不景気時の積極経営は「ハイリスクローリターン」、ともいえる。

 

どちらが得策かは、考えるまでもないだろう。

 

ひとつ注意が必要なのは、好景気の時に本業以外の分野に無駄な投資(散財)をしないことだ。

 

例えば、本業とは関係ない株式投資、不動産投資など等である。

 

このような投資は、無に帰す、もしくは、マイナスを生み出す元凶になりかねない。

 

好景気のときは、不景気時の努力を開花させることを最優先に考えることが大切だ。

 

⇒⇒おススメ記事「流行に乗った商売は危険が多い」はこちら

 

 

「会社の数字を見誤らないコツ」

 

会社の数字は見方を誤ると、大きな誤解が生じ、経営判断を誤ることがある。

 

「経営判断の誤り」は、会社経営が行き詰る原因になり得るので、日頃から経営者が注意したい点である。

 

経営判断を誤らないコツは「利益を見落とさない」ということだ。

 

なぜなら、利益を見落としていると、大きな誤解が生じるリスクが飛躍的に高まるからだ。

 

例えば、売上が右肩上がりに上がっている中小企業が、突如、倒産の危機に瀕することがある。

 

このような業績悪化のケースは、日頃から経営者が利益に着目していれば起こりようがない事態である。

 

売上が右肩上がりに上がっているにも関わらず、利益が横ばい、或いは、利益が減少している中小企業は少なくない。

 

しっかりと利益が出ている売上なのか否かを理解しなければ、正しい経営判断を下すことは不可能である。

 

⇒⇒おススメ記事「会社の利益を最大化する方法」はこちら

 

 

経営のコツは万能か?

 

中小企業において、どんな会社にも通用する経営のコツは多くない。

 

なぜなら、中小企業の経営環境は十人十色だからだ。

 

経営のコツは大小さまざまなものがあるが、その会社独自の経営のコツというものが必ずある。

 

例えば、先に紹介した2つの経営のコツは基本原則なので普遍性があるが、成功事例をもとにした経営のコツは他人から拝借しても殆ど通用しない。

 

このような経営のコツは、自社の経営環境を鑑みてアレンジしなければ使い物にならないので注意が必要だ。

 

中小企業を成長発展に導く経営のコツは、創意工夫や小さな失敗の積み重ねのうえに成り立つものだ。

 

➡NEXT「成功する経営者の先行投資の考え方」へ

 

 

 

おススメ記事

 

 

 

 





 


人気記事ランキング
中小企業が衰退する原因は「現状課題の見落とし」に尽きる。逆に会社の現状課題に真剣に向き合っている中小企業は間違いなく成長している。成長と衰退を分かつ重要ポイントを徹底解説しています。
中小企業の倒産原因である経営課題の見落としは経営の成功を支える「経営の思考法」でカバーすることができる。中小企業経営者が身につけるべき思考法を事例を交えて徹底解説しています。
経営の専門家の立場から会社の業績が悪化する三大原因と共に、業績悪化を防ぐ実践的対策を事例を交えて分かり易く徹底解説しています。

⇒人気記事ランキングをもっと見る


トップページに戻る


経営カテゴリ一覧に戻る


経営カテゴリ:会社経営税務節税会計財務法務法律人事組織銀行融資資金繰り売上拡大利益拡大生産性改善経営管理経営戦略投資戦略管理会計財務分析経営診断倒産衰退
トップへ戻る