会社の数字を経営に活用する方法|数字を活用した会社経営の正攻法サイクル

会社の数字を経営に活かす方法

 

会社の数字ほど、明確な根拠を示す判断材料はない。

 

従って、会社の数字の活用が不十分だと、決断ミスを誘発し、衰退リスクが高まる。

 

この記事では、会社の数字を経営に活用する方法について、詳しく解説する。

 

 

会社の数字の活用が企業の盛衰を決める

 

会社の数字の活用が不十分だと、決断ミスを誘発し、会社の衰退リスクが高まる。

 

場合によっては、たった一つの決断ミスが原因で倒産の危機に瀕することもあり得るが、中小企業においては、経営者の数字力が高まると、会社の経営力も自然と高まる

 

事実、業績好調な企業の社長ほど数字に強く、業績不調な企業の社長ほど数字に弱い。

 

会社の業績は最高経営責任者である社長の意思決定の連続で形成されるので、経営者の意思決定の精度が高まれば、業績が傾くことはない。

 

逆に、経営者の意思決定の精度が低下すると、業績は間違いなく下降線を辿る。

 

中小企業の業績が経営者の能力(特に数字力)に比例し、更に、経営者の業績責任が重いと云われる所以は、ココにあるのだ。

 

 

数字を活用した会社経営の正攻法サイクル

 

会社の数字は正直である。

 

経営者が会社の数字と真摯に向き合うところから、真っ当な会社経営が始まる。

 

繰り返すが、数字を活用しない会社経営は必ず行き詰る。会社の数字をもとに経営戦略を協議・検証し、方針を決定し行動に移し業績を改善する。

 

この一連のサイクルが、会社の成長発展を加速させる経営の正攻法サイクル(下図参照)になる。

 

 

数字を活用して、黒字経営を維持する。

 

数字を活用して、黒字金額を更に拡大する。

 

或いは、数字を活用して、赤字経営を黒字化する。

 

など等、会社の数字の活用から出発する経営の正攻法サイクルは、どんな経営状態であっても通用する会社経営の基本である。

 

 

数字の活用を最大限に活かすには?

 

会社の数字を最大限に活用するには、経営の正攻法サイクルを高い精度で、尚且つ、スピーディーに回す必要がある。

 

そのために必要なことは、経営の正攻法サイクルを構成する3つの領域の経営能力を高めることだ。

 

3つの領域の経営能力とは、会社の数字を分析する「分析エリア」、経営戦略を協議検証し方針を決定する「思考エリア」、経営戦略を行動に移し業績を改善する「実行エリア」である。

 

 

分析エリア」は基本的な数字の分析能力もさることながら、何気ない数字の羅列から優れた分析結果を導く理解力や洞察力も必要なエリアになる。

 

思考エリア」は経営者の思考力や過去の経験が試される重要なエリアで、「実行エリア」は読んで字のごとく行動力が試されるエリアになる。

 

各エリアの配点は、分析エリア10点×思考エリア10点×実行エリア10点=経営力1,000満点になるが、この3つのエリアを自己採点すると、会社の経営力が見えてくる。

 

 

経営力の合格ラインは?

 

経営力の自己採点は何点くらいになっただろうか?

 

経営力テストの合格ラインは、分析エリア7点×思考エリア7点×実行エリア7点=「経営力343点」である。

 

成功率が100発100中の経営者などこの世にいない。失敗しながら成長していくのが無理のない姿ではあるが、失敗続きでは会社経営は何れ行き詰る。

 

やはり、プロ野球の一流バッターの基準でもある3割強の経営力がなければ安定成長を実現することは困難だ。

 

中小企業において、会社の命運は、経営者ひとりが握っているといっても過言ではない。

 

会社の数字の活用法を習得し、数字を最大限に活用する経営努力が成功をもたらす。たとえ、不得意分野があったとしても悲観する必要はない。これから補って行けばいいのだ。

 

伊藤のワンポイント

経営者にとって数字力は生命線になります。数字力が弱いと、高確率で経営に失敗します。逆に言えば、数字力さえ高めれば、経営の失敗リスクは著しく低くなります。数字の活用から始まる経営の正攻法サイクルを回し、数字力と共に経営力を高める努力を続ければ、会社は自然と安定成長します。

 

➡NEXT「統計学は経営に活かせる分析手法」へ

 

 

 

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