学歴なしでも起業できることは、過去を振り返れば明白だ。
世界的企業であるGMの創業者は中卒、シャネルの創業者は小卒、松下電機の創業者は小学校中退である。
この他にも、学歴がなくても自分の思い描いたビジネスで起業し、一代で大会社へと成長させた起業家は枚挙に暇がない。
社会を見渡しても分かる通り、学歴がある人間が、必ずしも社会で活躍しているわけではなく、むしろ、学歴がない、或いは、学業に多少の問題を抱えていた人間の方が社会で活躍しているケースが多い。
だからといって、学歴がなくても誰でも起業ができて、大会社の社長になれると飛躍した考えを持ってはならない。
学歴なしでも起業を成功させるには、人生をかけて目の前のことに全力で取り組む姿勢が不可欠だ。
真摯さと情熱を持って目の前のことに全力で取り組む姿勢が、自分の人生を切り開き、起業やビジネスの世界で成功する礎を作る。
周囲を気にすることなく自分を向上させ続けている人間ほど恐ろしい競争相手はいないし、この境地までくると、もはや学歴は関係なくなる。
学歴なしでも起業できる人間と、そうでない人間の差はココにあるのだ。
起業家にとって大切なことは「学歴」ではない。
起業家にとって大切なことは「○○大学出身です」などという自己アピールではなく、起業するために真摯な姿勢で○○を勉強し、○○に打ち込んできた、といった具体的経験と体験だ。
例えば、世界を大きく変えるようなビジネスを数多に生み出した、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、アップル創業者のスティーブ・ジョブス氏、フェイスブック創業者のマーク・ザッカ―バーグ氏などは、大学在学中に自らが思い描いたビジネスに熱中し、全員、大学を中退し、起業家として大成功を収めている。
わたし自身の経験からもいえるが、学者になりたければ大学での勉強は役立つが、起業家として成功を収めたいのであれば大学ではなく、そのビジネスに関する知識をその道のプロから教わり、自分の手足を動かしながら成功ノウハウを体得する勉強法が最も効果的だ。
経済は絶え間なく動いているので、起業のタイミングが早すぎても遅すぎてもうまくいかないことが往々にしてある。
例えば、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、アップル創業者のスティーブ・ジョブス氏、フェイスブック創業者のマーク・ザッカ―バーグ氏は、結果として全員成功を収めているが、成功のタイミング(時間軸)は三者三様だ。
大切なことは、真摯さと情熱を持って、成功するまで目の前のことに全力で取り組み続けることである。それが、起業家にとって大切なことであり、学歴なしで起業に成功する秘訣になる。