チャンスを掴む人はココが違う|成功者の7つの習慣

チャンスを掴む人はココが違う|成功者の7つの習慣

 

人として、会社として成功するには何かしらのチャンスを掴む必要がある。

 

そして、成功のチャンスを掴むには、成功に近づく習慣を身につけ、成功するための努力を継続することが欠かせない。

 

この記事では、チャンスをつかむ人が心掛けている習慣について、詳しく解説する。

 

 

チャンスを掴む人は努力家

 

チャンスを掴むには努力が必要だ。

 

ふいに訪れるチャンスに呼応する下地(能力、人脈、センス、専門性等)を作る努力なくして、チャンスはつかめないからだ。

 

他人よりも勉強し、他人よりも経験を積み、他人よりも熱意を持って成功したい分野で努力し続けている人間に巡ってくるチャンスの量は自ずと他人を上回るし、チャンスを掴み、そのチャンスをものにする成功率も上がる。

 

時間は平等だが、チャンスは平等に巡ってこない。

 

チャンスをつかむには、時間を有意義に使い、正しい努力に費やす習慣を実践しなければならない。チャンスが来てから努力するのではなく、チャンスの前の努力が成功を左右するのだ。

 

 

チャンスを掴む人は真似がうまい

 

スキーは上手な人の後ろを滑ると上達が早いらしい。

 

正しいフォームが身に付き、自ずと滑りがうまくなるという理屈らしいが、言いかえれば、うまく真似れば成功が早いということだ。

 

チャンスを掴む人は総じて真似がうまく、先行して成功している人の習慣なりセオリーを真似て、自分の能力を引き上げるスキルに長けている。

 

成功者を真似れば、たとえ小さなチャンスであっても、大きな成功を生み出す可能性が高まる。

 

良いと思ったことはとりあえず真似る。チャンスを活かすか否かは真似で決まるといっても過言ではない。

 

 

チャンスを掴む人は責任感がある

 

チャンスをつかむには日頃から責任あるマインドを持つことが大切だ。

 

何事も他人のせいにして生きていると、周囲の信頼を失い、チャンスが遠のくからだ。

 

失敗、境遇、結果など、すべての現実を自分の責任として受け入れられる人は、現状を分析し、その現状を打破する力に長けている。

 

また、周囲の信頼も得られやすく、自ずとチャンスの機会も増える。

 

すべては自分の責任とし、さらに、他人事であっても何かしらの教訓を得ようとする責任ある姿勢は必ずチャンスを引き寄せる。

 

 

チャンスを掴む人はモラルがある

 

チャンスをつかむにはモラルが欠かせない。

 

周囲の迷惑を顧みないモラルのない下品な生き方をしていると、たとえチャンスに恵まれても、周囲に足を引っぱられるからだ。

 

モラルのある人は周囲からの信頼が厚いだけでなく、何より人に好かれやすく、沢山のチャンスが巡ってくる。

 

また、モラルのある行動をしていると、成功者特有の素直さや謙虚さも自然と身につく。

 

モラルある言動が新たなチャンスを生み出し、そうしたチャンスが成功を生み出す。モラルは成功スパイラルの起点といっても過言ではない。

 

 

チャンスを掴む人は出会いに積極的

 

成功者は最初から成功者だったわけではない。

 

どこかで飛躍のチャンスになり得る出会いにめぐり合っている。

 

チャンスをつかみ、そのチャンスをものにするには相応の熱意が必要だが、誰とも出会うことなく自分で自分に火をつける成功者は稀だ。

 

殆どの成功者は、良き上司や師匠との出会いなど、他人の影響で燃えるタイプだ。

 

かくいう私も他人の影響を受けて燃えるタイプだが、大企業の社長も例外ではない。

 

例えば、世界的経営コンサルタントのピーター・F・ドラッカー氏との出会いがきっかけで経営者人生が一変したと語っている大企業の社長は意外と多い。

 

よき出会いはチャンスをつかむ執念、熱意など、確実に着火のきっかけを与えてくれる。

 

また、一人の力はたかが知れているが、他者と繋がることで成果が何倍にも大きくなることは良くあることだ。

 

そうした出会いを積極的に求め、良き師匠や良きメソッドと出会うか否かで飛躍のチャンスは大きく変わるのだ。

 

 

チャンスを掴む人は情熱家

 

好きこそ物の上手なれ、という故事がある。

 

どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので上達が早いということだが、チャンスをつかむ人ほど、好きなものに情熱を傾ける傾向が強い。

 

例えば、世界を大きく変えるようなビジネスを数多に生み出したマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏やアップル創業者のスティーブ・ジョブス氏は、大学在学中に自らが思い描いたビジネスに熱中し、何れも大学を中退し、大成功を収めている。

 

情熱を持って目の前のことに全力で取り組む姿勢は、チャンスを引き寄せ、チャンスを成功に変える原動力になる。

 

気がついたら成功していたというパターンは、情熱家特有のチャンスの掴み方といえる。

 

 

チャンスを掴む人は逆境に強い

 

チャンスを掴む人は逆境に強い。

 

例えば、国も言葉も財産も没収されたにも関わらず、世界の中枢で活躍しているユダヤ人ほど逆境に強い人種はいない。

 

ユダヤ人はどんな逆境に置かれても、優れた思考や対話技術をベースに沢山のチャンスを捉え、成功を積み重ねている。

 

ユダヤ人に限らず、成功者は総じて逆境に強い。変化を受け入れ、積極的に行動し、チャンスが訪れるまでの努力を決して怠らない。

 

どんな境遇であってもピンチをチャンスと捉えて、小さなチャンスを決して逃さない。

 

逆境に強い人ほど、チャンスの引き寄せ方、掴み方、活かし方を熟知している。

 

 

成功者の7つの習慣

 

最期に、チャンスを掴みチャンスをものにする成功者の7つの習慣をおさらいする。

 

チャンスを掴む人の特徴として「努力家・真似がうまい・責任感がある・モラルがある・出会いに積極的・情熱家・逆境に強い」、以上7つの習慣を解説した。

 

当てはまる成功要素がひとつでも多いほどチャンスに恵まれ、チャンスを掴む素質があるといえる。逆に、チャンスを掴みたい人は、一つでも多くの成功要素を習慣化し、実践することが大切になる。

 

成功者は最初から成功者だったわけではない。チャンスを掴み、チャンスをものにしたからこそ成功者になれたのだ。チャンスは平等にやってこない。チャンスを掴む習慣が、チャンスを引き寄せるのだ。