起業に成功した事業を飛躍させる次の一手|うまく行っている時の成功ステップ

起業に成功した事業を飛躍させる次の一手|うまく行っている時の成功ステップ

 

起業した事業が成功する確率は極めて低い。

 

たとえ、ファーストステップに成功したとしても、創業10年後の生存率は5%と云われている通り、厳しい競争を勝ち抜かなければならない。

 

この記事では、起業に成功した事業を飛躍させる次の一手、並びに、うまく行っている時の成功ステップについて、詳しく解説する。

 

 

起業の成功を盤石にする「付加価値」

 

起業に成功した事業を飛躍させる次の一手として欠かせないのは「付加価値の研鑽」である。

 

起業した事業のファーストステップがうまく行ったということは、顧客サービス(商品)が顧客の支持を得ていることになるが、大切なことは、長期的かつ継続的に、顧客の支持を獲得し続けることだ。

 

そのためには、起業した事業がうまく行っているからといって手を抜くことなく、他の追従を許さないように付加価値を磨き続け、顧客サービスを上げることが重要になる。

 

提供する商品やサービスの選択権は常に顧客が握っているということを強く意識し、顧客メリットを高める付加価値を磨き続けることが飛躍の原則である。

 

 

起業の成功を盤石にする「経営基盤」

 

起業に成功した事業を飛躍させる次の一手として欠かせないのは「経営基盤の強化」である。

 

起業した事業のファーストステップがうまく行った要因は様々あると思うが、大切なことは、その成功を持続するための経営基盤を強化することである。

 

そのためには、起業した事業がうまく行っているからといって手を抜くことなく、脆弱な経営分野や社長の苦手分野を補強する仕組み作りを徹底的に行うことが重要になる。

 

成功社長ほど、次の飛躍のイメージを明確にして、そこから脆弱な経営分野や社長の苦手分野を逆算し、しっかり補強する仕組み作りを先手先手で行っている。

 

企業の永続性は課題に先手を打つことでしか保たれないので、この先手の意識が、企業の盛衰を決定付けるといっても過言ではない。

 

 

起業の成功を盤石にする「経営姿勢」

 

成功社長は、成功したと思った瞬間に衰退することを、よく知っている。

 

従って、起業した事業のファーストステップがうまく行ったからといって、決して調子に乗らずに、謙虚に更に上を目指すことが大切になる。

 

また、失敗は必然の結果、成功は偶然の結果と云われるように、成功に固執せず、小さな失敗を反省・分析し、コツコツと成功に活かす経営姿勢も重要になる。

 

実るほど頭が下がる稲穂かな、の言葉の通り、成功体験に捉われず、常に謙虚に、顧客のために付加価値を磨き、顧客のために経営基盤を強化する日頃の経営姿勢が起業の成功を盤石にする確かな一手になる。