儲かっている会社と儲かっていない会社の差

儲かっている会社と儲かっていない会社の差

 

儲かっている会社と儲かっていない会社の差はどこに表れるのか。

 

一般的には、儲かっている会社は黒字経営と云われ、儲かっていない会社は赤字経営と云われるが、黒字倒産という言葉がある通り、黒字経営であっても経営破たんすることは決して、珍しいことではない。

 

この記事では、儲かっている会社と儲かっていない会社の差について、詳しく解説する。

 

 

儲かっている会社「営業利益」

 

儲かっている会社を示す指標として「営業利益」がある。

 

営業利益は、本業の儲けを示す利益指標であり、プラスであれば黒字経営、マイナスであれば赤字経営になる。

 

黒字経営は儲かっている証拠、赤字経営は儲かっていない証拠になるが、黒字倒産という言葉がある通り、たとえ黒字経営であっても倒産する場合がある。

 

一般的には売上総利益高営業利益率「(営業利益÷売上総利益高×100)が20%を越えていれば儲かっている優良な会社といえるが、儲けを示す絶対的な指標とは言い切れない側面がある。

 

 

儲かっている会社「現金水準」

 

儲かっている会社を示す指標として「現金水準」がある。

 

たとえ営業利益がプラスでも、資金繰りに失敗し、現金が一時的に枯渇すると会社はあっさり倒産する。いわゆる黒字倒産でる。

 

従って、儲けの基準を営業利益だけに着目するのではなく、現金水準に余裕があるか否か、或いは、毎年、現金水準が増えているか否かに着目することが、儲かっている会社を見極める重要な視点になる。

 

中小企業においては、運転資金「売上-(減価償却費+経常利益)」の3倍以上の現金があれば、儲かっている会社といえる。

 

 

儲かっている会社「成長率」

 

儲かっている会社を示す指標として「成長率」がある。

 

一般的には、売上、営業利益、現金水準等の重要指標が年率5~20%の範囲で成長していれば、儲かっている会社といえる。

 

また、売上、営業利益、現金水準等の成長率が横ばい~微増であっても、設備投資(成長投資)の大きさを示す減価償却費が常に前年を上回っていれば、同様に、儲かっている会社といえる。

 

なお、上記重要指標の成長率が20%を越えると危険リスクが高まる。例えば、注文や発送対応が追いつかない、商品製造や品質管理がキャパオーバー、人員不足で業務効率が著しく低下する、など等、経営や組織の管理体制に綻びが出始めて、会社のサービス低下と共に、客離れを引き起こすことがある。

 

企業の成長率は下がっても問題だが、伸びすぎても問題が生じる。また、20%を超える急激な成長は、特需や流行等に乗った一時的なものかも知れない。

 

このような急成長の最中に投資を加速すると、成長が鈍化した途端に人員が溢れたり、経費が賄えなかったり、操業度が落ちたり、等々、至る所に衰退リスクが噴出する。会社が急成長した後に倒産するケースは稀にあるので、くれぐれも注意してほしい。

 

⇒⇒「成長企業の特徴と法則|中小企業・ベンチャー編」へ

 

 

 

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