業績の良い会社の特徴と見分け方|業績の良し悪しを分かつ要因とは?

業績の良い会社の特徴と見分け方

 

わたしはこれまで数百社を超える中小企業を見てきたが、業績の良い会社には法則のごとく決まった特徴がある。

 

例えば、経営者の能力が優れている、組織の士気が高い、会社の整理整頓が行き届いている等の特徴は、業績の良い会社に共通している。

 

この記事では、業績の良い会社の特徴と見分け方、並びに、業績の良し悪しを分かつ要因について、詳しく解説する。

 

 

業績の良い会社の特徴

 

業績の良い会社には法則のごとく決まった特徴があり、例えば、経営者の能力が優れている、組織の士気が高い、会社の整理整頓が行き届いている等の特徴は、業績の良い会社に共通している。

 

当たり前だが、業績の悪い会社の特徴はすべてが反対になり、経営者の能力が低い、組織の士気が低い、会社の整理整頓が行き届いていない、といった特徴になる。

 

業績の良い会社の特徴は「経営者・組織・環境」の3つの領域に分類することができる。

 

従って、この3つの領域の特徴を抑えていれば、たとえ、はじめて訪問する会社であっても、周囲を一瞥するだけで、業績が良い会社かそうでない会社かを判別することができる。

 

他人の会社の業績の良し悪しが判別できると、様々なメリットを享受することができる。

 

例えば、取引相手として相応しいか否か、与信管理のさじ加減が適当か否か、など等、業績悪化の原因になり得るリスクを的確に事前検討できる点は最たるメリットだ。

 

また、業績の良い会社の特徴が分かれば、自分の会社の不足している部分を見直して、業績改善に取り組むこともできる。

 

経営者・組織・環境、この3つの領域毎に、業績が良い会社の特徴を順を追って詳しく解説する。

 

 

業績が良い会社の「経営者」の特徴

 

業績が良い会社の経営者の特徴として真っ先に挙げられるのは、拡大志向と利益意識が強いということだ。

 

強い拡大志向は新しいビジネスのアイデアをどんどん生み出すので、現状に安住する暇を与えない。

 

強い利益意識は投資の源泉になる利益をどんどん生み出すので、会社の成長スピードを一段と加速させる。

 

経営者の目的意識は、組織の力を1点に集中させる効果があり、業績拡大のスピードを一段と加速させる。

 

また、顧客想い、社員想いといった利他の精神も、業績の良い会社経営者が持つ特徴として挙げられる。

 

顧客想いの経営者は珍しくないが、社員想いの経営者は決して多くない。顧客と社員の幸せを優先する利他の精神は、間違いなく、業績を後押しする。

 

 

業績が良い会社の「組織」の特徴

 

業績が良い会社の組織の特徴として真っ先に挙げられるのは、社員の士気が高く、組織が元気で明るいということだ。

 

社員の士気が高い組織と低い組織を比べた場合、目標達成のスピードが速いのは、前者の社員の士気が高い組織だ。

 

或いは、同じレベルの会社同士が競争した場合、その競争の勝敗を分かつのは、間違いなく社員の士気の高さである。

 

社員のヤル気は、経営者のコミュケーションでいかようにも高めることができるが、これほど会社の業績に貢献する要素はない。

 

また、論理的(ロジカル)な思考が定着しているのも、業績が良い会社の組織の特徴として挙げられる。

 

なお、業績が良い会社組織の特徴は、挨拶や電話対応、営業スタッフの応対などを見れば、簡単に判別することができる。

 

 

業績が良い会社の「環境」の特徴

 

業績が良い会社の環境の特徴として真っ先に挙げられるのは、清潔感があり、整理整頓が徹底されているということだ。

 

会社環境が清潔な会社は、働き方にムダとムラがない。

 

例えば、ムダな商品在庫がない、営業や製造効率が良い、モノを大事に扱う、など等、業績を押し上げるコスト意識が、組織にしっかり定着している。

 

ちなみに、清潔な工場の品質レベルは、得てして高い。

 

なぜなら、設備保全、部品管理、清掃計画、改装計画など等といった環境管理が徹底されていなければ、工場を清潔に保つことができないからだ。

 

なお、業績が良い会社環境の特徴は、会社の事務所、或いは、経営者やスタッフの身なりを見れば、簡単に判別することができる。

 

 

業績の良い会社の特徴のまとめ

 

業績の良い会社の主な特徴は「経営者・組織・環境」の3つの領域に分類することができる。

 

業績が良い会社の経営者は「拡大志向と利益意識が強い」、組織は「社員の士気が高く、組織が元気で明るい」、環境は「清潔感があり、整理整頓が徹底されている」等の特徴がある。

 

業績の悪い会社の特徴はすべてが反対になり、一つでも落ち度があると、そこが弱点となって、業績の良し悪しを分かつ要因になる。

 

特に、経営者の能力が不足すると、組織の士気が低下し、社内外の整理整頓も行き届かなくなるので、最も注意すべきポイントになる。

 

伊藤のワンポイント

会社の業績の良さには理由があります。その理由を真似れば業績が伸びますし、その理由が分かれば業績の良い会社との付き合いを意図的に増やすこともできます。経営者に油断や驕りがあると、業績の良い特徴から外れた言動が表面化し易くなりますので、折にふれ、セルフ診断してみてください。

 

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