実践力を磨けば成果が飛躍的に大きくなる|実践は社長の最たる仕事

 

会社と社員、すべての成長の源泉は「社長のやる気」になる。

 

そのためには、社長の前向きな姿勢、素直さ、謙虚さが肝になるが、一番重要なのは、やる気を成果に変える実践力である。

 

人間は、何かを決意し、やる気になるだけでは何も変わらない。

 

経営コンサルタントの世界的第一人者のピーター・ドラッカー氏は、「やる気を成果に変えるために、付き合う人間を変え、時間の使い方を変えろ」と言った。

 

例えば、自分の不足や苦手を補う新しい付き合いを構築する。毎日、経営の勉強を1時間する、など。

 

とにかく、やる気や決意を成果に変える環境作りをすることが、経営者の力量と会社の業績を上げる確かな方法になる。

 

一年前と比較して、付き合う人間も時間の使い方も変わっていなければ、成長が止まっている可能性が高い。

 

是非とも、付き合う人間を変え、時間の使い方を変え、大きな成果を上げてほしいと思う。

 

 

実践度合いが企業の盛衰を決める

 

会社の繁栄は、社長の実践度合いで決まる。

 

誰であっても、どんな境遇であっても、他者よりも実践の量を増やせば、会社の業績や自分の人生をより良い方向に持っていける。

 

失敗したくない、苦労したくないという気持ちも理解できるが、失敗や苦労が成長の源泉になることは、自明の理である。

 

失敗や苦労があるからこそ、力量が磨かれる。人間の力量は、そうした経験の積み重ねの賜物であり、失敗も苦労も全く無い人生から成長は生まれない。

 

できる社長ほどすぐに実践し、結果を出している。

 

たとえ失敗したからといって諦めることはせず、失敗を分析し、しっかり成功に転換させている。

 

繰り返すが、一番もったいないことはやる気になっただけで、実践しないことだ。

 

目の前の現実を変えたければ、実践すれば良いだけのこと。最初の一歩を踏み出すことが、より良い結果に繋がる。簡単なので、ぜひ、実践してみてほしい。