正しい経営サイクルが成功を形作る

中小企業の経営者を支える経営ノウハウ情報局

中小企業の正しい経営サイクル|会社経営の正攻法サイクルとは?

中小企業の正しい経営サイクル

 

会社を成長発展させる正しい経営サイクルを理解し、定着させている中小企業経営者は少なくない。

 

例えば、私が接してきた多くの中小企業の経営者は、「今より会社を発展させたい、けれどもどこから手をつけていいか分からない」、あるいは、「様々な手は尽くしているが効果を実感できない」など、皆、漠然とした不安を抱えていた。

 

なぜ不安が漠然としているかというと、中小企業の正しい経営サイクルを回すうえで核となる「経営思考法」と「管理会計」が経営者に身についていないからだ。

 

この2つの経営技術が経営者に備われば、会社の現状に対して何をしなければならないのかが明確になり、正しい経営サイクルを回す土台が整う。

 

逆に言えば、他のことをしていてもムダになるだけなのだ。

 

2つといっても、本来、一朝一夕では身につかないほどの膨大な知識と経験を要すことは想像に難くないだろう。

 

本サイトではこの2つのノウハウに焦点を当てた記事をたくさん掲載している。例えば、下記2つの記事をご覧頂ければ「経営の思考法」と「管理会計」の重要性が十分に理解できると思う。

 

【必見記事】中小企業の成長と衰退の法則

 

【必見記事】成功を支える経営の思考法

 

会社経営をする上で核となる「経営思考法」と「管理会計」のうち、管理会計は中小企業経営者にとって必須の経営技術といっても過言ではない。

 

なかでも、「管理会計を活用した経営改善手法」で紹介している3つの管理会計ツールは正しい経営サイクルを回すうえで欠かせないツールなので是非とも習得ほしい。

 

 

中小企業の正しい経営サイクルとは?

 

中小企業の正しい経営サイクルを作るうえで管理会計は欠かせないツールだが、管理会計を会社に導入しただけでは何の意味も持たない。

 

やはり、分析結果を会社経営に活かしてこそ管理会計の効果が最大限に発揮される。

 

例えば、管理会計の分析結果を会社経営に活かし始めると徐々に正しい経営サイクルが機能し始める。

 

 

正しい経営サイクルの起点は“会社の数字”である。

 

従って、会社の数字の集計結果である月次決算書の作成がいい加減では、その先の結果が全ていい加減なものになってしまう。

 

当然ながら、経営サイクルの出発点の精度が低ければ、正しい経営サイクルは回らない。場合によっては、失敗するしか道がないといった状況に陥ることもある。

 

倒産の危機に陥る会社は総じて月次決算書の作成がいい加減、或いは、経営者自身が月次決算書に興味を示していない。

 

会社の数字なくして、正しい経営サイクルは正常に機能しない。

 

会社の数字を正確に捉えることが、正しい経営サイクルを確立する秘訣なのだ。

 

 

経営サイクルの精度を高めるには3つの領域が重要

 

経営サイクルの経営領域を分類すると「分析エリア」、「思考エリア」、「実行エリア」の3つに大別することができる。

 

 

「分析エリア」は基本の分析能力もさることながら、理解力や洞察力も必要なエリアである。

 

何気ない数字の羅列から優れた分析結果を導く経営者、或いは、1を聞いて10を理解する経営者、更には、何気ない会話の中から経営のヒントを見出す洞察力に優れた経営者など等、思わず感心させられる経営者は意外と多くいるものだ。

 

「思考エリア」は経営者の過去の経験が試される重要なエリアである。

 

経営者のYES or NOの経営判断が会社の将来を形作っていく。当然ながら、経営判断の根幹を支える思考力が高ければ、会社の将来は明るいものになる。

 

「実行エリア」は読んで字のごとく行動力が試されるエリアである。

 

元気のいい会社の経営者は大概、猪突猛進型の素晴らしい実行力を持っている方が多い。実行力のある経営者は、成功すれば勢いに乗るし、たとえ失敗しても挽回力が半端ない。

 

会社の経営力を更に上げるには、経営サイクルの各経営領域の精度を高めることが必要だ。

 

 

当然ながら、それぞれの領域が優れていればいるほど経営サイクルの精度が高まり、会社の成長が加速する。

 

 

経営サイクルの精度は経営者の能力で決まる

 

何度も言うが、中小企業は経営者が強くなれば、会社も強くなる。

 

つまり、経営者が生まれ変われば、会社も生まれ変わるということでもある。

 

経営者自身の不足を自己認識し、不足を補う努力なくして会社の成長発展はあり得ない。自身の不足を省みる謙虚な姿勢が成長発展の原動力となるのだ。

 

ちなみに、経営サイクルの3つの領域を自己採点してみると現時点の経営力が算定できる。

 

3つの経営領域「分析エリア」、「思考エリア」、「実行エリア」は、それぞれ10点満点の配点である。

 

3つを乗じた結果が経営力の点数になる。会社、或いは経営者自身の点数を当てはめて経営力を算定してみてほしい。

 

 

如何だろうか?

 

得意なエリアがふたつあったとしても、不得意なエリアがひとつでもあると経営力の点数は著しく低下する。当然ながら、0点のエリアがひとつでもあると結果も0点になってしまう。

 

ちなみに、経営力の合格ラインは、「分析エリア7点×思考エリア7点×実行エリア7点=343点」である。

 

 

合格点は、ちょうどプロ野球の一流バッターの基準である3割強と一緒である。

 

合格ラインを下回ると、経営サイクルがいびつな回転になり、失敗のリスクが高まるばかりとなる。

 

成功率が百発百中の経営者など、この世にいない。失敗しながら成長していくのが無理のない姿だ。

 

しかし、失敗続きでは会社経営は行き詰る。やはり、3割強の経営力を持って経営サイクルを正しく回さなければ、成長発展を実現することは困難だ。

 

不得意分野があったとしても悲観することはない。これから補って行けばいいのだ。

 

中小企業経営者が身につけるべき経営技術は広範囲にわたる。

 

全ての経営技術を高いレベルで習得することは難しいかも知れないが、本サイトで学んだことを外さない限り経営の失敗リスクが高まることはない。

 

➡NEXT「中小企業に適した節税の基本」へ

 

 

 

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