人事評価の基本

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なぜ社員の評価基準が必要なのか?|社員の能力開発に欠かせない人事評価とは

なぜ社員の評価基準が必要なのか?

 

なぜ、社員の評価基準が必要なのか?

 

その答えは難しくない。明確な社員の評価基準があれば、社員の能力が最大化されて、会社の業績が上がるからだ。

 

例えば、社員の評価基準が明確になっていれば、社員自身、何をすれば評価されるのかが分かるので、評価基準に向かって、効率よく能力開発に励むことができる。

 

一方の会社側も、社員の評価基準に則って、社員の能力開発を効率的にサポートすることができる。

 

逆に、社員の評価基準がなければ、どうなるだろうか?

 

社員は、会社から何を求められているのか、或いは、何をすれば評価されるのかが分からなくなり、行き当たりバッタリの行動に陥り、能力開発が独りよがりなものになってしまう。

 

一方の会社側も、社員の評価基準が好き嫌いやその場限りといった曖昧なものになり、社員の不満増長、モチベーション低下、離職率の悪化、など等、業績悪化のリスクを招くことになる。

 

また、社員の評価基準は、社員の会社人生のすべてに影響を与える重要なものである。

 

例えば、給与、ボーナス、昇給、昇格、異動、左遷やリストラに至るまで、すべての会社人生の幸不幸は、社員の評価基準で決まる。

 

一方の会社側にとっても、社員の評価基準が、将来の会社の成長と衰退を分かつ重要なものといえる。なぜなら、会社は、社員が育てば、間違いなく業績も上がるからだ。

 

社員の評価基準は、必須の経営ツールといっても過言ではないのだ。

 

 

社員の評価基準の重要性とは

 

社員の評価基準がなければ、社員が育たず、業績が上がらない。

 

曖昧な評価基準の弊害は、こればかりではない。

 

例えば、社員の評価基準は、会社が求める人材と、社員が目標とすべき人材を明確にするので、評価基準が曖昧になると、会社と社員の意思疎通が破たんし、双方のコミュニケーションに負荷(ストレス)がかかる。

 

社員の離職の最大原因は経営者(もしくは上司)とのコミュニケーション不足なので、社員の評価基準の重要性は極めて大きい。

 

それにも拘わらず、明確な社員の評価基準を運用している中小企業は殆どない。

 

わたし自身も、過去に数千名の中小企業の社員と面談をしてきたが、明確な評価基準が運用されている中小企業はなかった。

 

社員の評価基準を曖昧にして、報酬で社員のモチベーションを上げるケースも見受けられるが、報酬で社員を釣る方法は、効果が限定的かつ短期的である。

 

また、わたしの経験では、そもそも報酬に不満を持つ社員は全体の1%以下に過ぎない。

 

報酬は相場並みに抑えて、明確な社員の評価基準を上手に運用した方が、よほど社員の能力開発と会社の業績改善に役立つ。

 

社員の評価基準に則って、評価し、評価され合う関係性(コミュニケーション)が充実するほど、社員の能力開発と会社の成長スピードが一段と加速する。

 

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