生産性向上の実践ノウハウ(6)

中小企業の経営者を支える経営ノウハウ情報局

仕事を仕組み化して生産性を上げる方法

仕事を仕組み化して生産性を上げる方法

 

生産性を上げる方法は、仕事の仕組み化にある。

 

なぜなら、仕事を仕組み化すれば、自然と働き方のムダムラが解消されて、一段と生産性が上がっていくからだ。

 

また、多少、社員の能力や組織力に劣っていたとしても、仕事を仕組み化すれば、能力不足を仕組みでカバーすることができる。

 

仕事の仕組み化とは、仕事を一定の「型にはめる」ということである。

 

型には、不揃いの集団の力を均一に整えて、一定のレベルに引き上げる効果がある。

 

例えば、洋菓子を作る際に型(型・レシピ・手順書など等)があれば、熟練者も未熟者も能力に関係なく、一定レベルの品質の洋菓子を作ることが可能になる。

 

仕事も同じである。

 

型という仕事の仕組みがたくさん定着するほど、組織全体の仕事の精度が高まり、生産性が上がるのだ。

 

例えば、次のような仕事の仕組みは、会社の生産性を上げる効果がある。

☑利益改善の仕組みは、即、生産性を上げる

 

☑情報共有の仕組みは仕事の精度を高めるので、生産性を上げる

 

☑残業禁止の仕組みは働き方を効率化するので、生産性を上げる

 

☑仕事のシンプル化の仕組みはムダを減らすので、生産性を上げる

 

☑明快な人事評価の仕組みは社員のやる気を引き出し、生産性を上げる

 

☑節約節電や文房具共有の仕組みは経費を減らすので、生産性を上げる

 

☑ペーパーレス化の仕組みはコストと労力を減らすので、生産性を上げる

 

☑経験値等を蓄積する仕組みは組織の流動性を高めるので、生産性を上げる

 

☑現場の情報を吸い上げる仕組みは経営の精度を高めるので、生産性を上げる

 

☑努力が成果に結びつく仕組みは成長スピードを加速するので、生産性を上げる

 

このように、生産性を上げるための仕事の仕組みは、挙げたらキリがないほどあり、あらゆる領域の仕事は仕組み化することができる。

 

そして、仕事の仕組みが組織に定着すると、会社全体の生産性が自然と上がっていく。

 

さらに、経営環境や時代の変化に応じて仕事の仕組みを最適化していくと、生産性の改善スピードが一段と加速する。

 

つまり、仕事の仕組み化の精度が、会社の成長を決定づけるのだ。

 

 

生産性を上げる仕事の仕組み化の進め方

 

生産性を上げるための仕事の仕組み化の前に、社員の意識改革は必要か否か、答えは、否である。

 

なぜなら、社長が先頭に立って社員の意識改革を断行したとしても、大概は失敗するからだ。

 

強引な意識改革は、かえって社長と社員の距離を広げてしまい、仕事の仕組みが形骸化しかねない。

 

社員の意識改革は難しい。

 

50才を過ぎると性格が直らないと云われているように、場合によっては意識を変えることすらできない社員も現れかねない。

 

じつは、社員の意識改革を後回しにして、仕事の仕組み化を先に着手すれば、こうした問題は解消される。

 

なぜなら、仕組みの中で仕事をしていくと、社員の意識が自動的に変わっていくからだ。

 

当然ながら、仕事の仕組みのなかで社員の意識が変わっていくと、生産性の改善スピードが一段と上がっていく。

 

また、仕事の仕組み化を徹底するほど、組織の力が一点に集中するようになるので、生産性が飛躍的に上がる環境が整っていく。

 

生産性を上げるために劇的な改革を断行する必要はない。

 

生産性を上げる仕事の仕組み化を丹念に行い、生産性を上げる習慣を組織の隅々まで根付かせる地道な活動こそが、生産性を上げる確かな方法である。

 

➡NEXT「社員の責任感を高めて生産性を上げる方法」へ

 

 

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